しばらく間隔を開けてしまいましたが、前回のつづきです…。
 前回は富士山の須走口へ向かっていたところ、須走口にマイカー帰省がかかっていることに気づいたところまで説明しました。

 何度看板を見つめ直しても…、


 須走口 マイカー帰省
  7/15〜8/28 毎週末実施


 書いている文言は変わりません…。


「をい、をい、どうするよ…」
「ま、まぁ、もう少し先へ進んでみよう…」


 半ばあきらめつつも車を進めてみると…、


「あ”、あそこで通行止めになってる…」
「でも、前の車は係員の人と話してるね」
「どういう状況なのか係員の人に聞いてみるか…」
「そだね」


 そして、ほどなく我々の車も係員の人たちが誘導しているところへさしかかりました。


「すみません、この先は通行止めなんです。」
「この脇道から臨時駐車場に行けますので、そこに車を停めて朝6時から運行しているシャトルバスで登山口へ向かっていただけますか?」

「え”、朝6時からしか運行していないんですか…」

「はい、すみません。」
「あとはタクシーを呼んで登山口へ戻っていただくか、御殿場口へ向かってください。」
「御殿場口ならマイカー帰省はかかっていませんよ。」

「御殿場口以外のところは…?」

「御殿場口以外の登山口はマイカー帰省がかかっています。」

「そうですか…、ありがとうございました。」


 とりあえず、車を臨時駐車場の方へ向けて走らせたところ、安全に停車できそうな場所があったのでそこに車を停めて作戦会議を始めたのでした。


「どうする? シャトルバスを6時まで待つってのはナシだよなぁ…。」
「そですね…。」
何も調べてないけど、御殿場口向かってみるか…」
「そうしますか…」


 こうして須走口から登山することをあきらめ、御殿場口から登山することになったのでした。
 そして、これが苦難の行軍の始まりであったとは夢にも思わなかったのです…。

つづく

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 

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