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 2011/8/29に管総理に代わる民主党の代表選挙が行われます。
 テレビの報道を見る限り海江田氏、野田氏、前原氏、この3人の中から選ばれ、中でも小沢グループの指示を得た海江田氏が最も総理の椅子に近づいている模様です。

 海江田さんは小沢さんの指示をとりつけるため「マニフェストの堅持」を約束したようですが…、


 子ども手当もやっぱり復活なんですかね?


 管総理を退陣させるための条件として、自民党との間で廃止することを合意したと思うのですが…。

 これって民間企業にたとえると、「1ヶ月前に下請け企業と合意した契約は、社長が交代したので破棄します♪」ということになると思うのです。
 
 こんなのアリだと思いますか?
 下請け企業と契約を合意する前なら、「社長が変わったので、協議していた契約は振り出しに戻ります」であればまだわかります。
 国内企業に対してでも許されざる行為なのに、海外企業に対してももっとヒドイことをやろうとしているのですよね…。

 民主党は組織として、すでに崩壊していると思います。
 誰が総理になっても、信頼を得ることはできないのではないでしょうか。

 でわ、今週の大前研一LIVEのレポートです!

 トピック
 ・原発再稼働問題
 ・電力問題
 ・GoogleがMotrolaを買収 スマートフォン部門を強化
 ・ロシア次世代戦闘機
 ・中国・渤海 原油流出事故

●原発再稼働問題
 北海道電力は泊原発の3号機を、定期点検後の調整運転から営業運転に移行したと発表。
 北海道の高橋はるみ知事が海江田大臣に容認の意向を伝え、原子力安全委員会が検査修了証を交付。
 東日本大震災後に営業運転を再開した初の原子力発電所となった。

・大前氏の意見
 泊原発は3/7に調整運転を開始して、震災が発生した3/11にはフル稼働状態となっていた。
 そして、震災後もフル稼働での調整運転を継続しており、今回は原子力発電所で発生した電力を売ることを決定しただけである。
 ストレステストは第1と第2の2種類あるが、第1については再稼働する際に実施し、第2は稼働中の原発に対して実施するものでであり、3/7の段階ですでに調整とはいえフル稼働運転を再開していた泊原発は第2のストレステストを受ければよいということになる。
 したがって、停止中の原子力発電の再稼働については何の影響もあたえない。
 ちなみに、泊原発に万が一の事態が発生した場合、北海道の対岸に位置する青森の大間が20km圏内に入り最も大きな影響を受ける地域である。

・chawanの意見
 素人目に見ると、「ストレステストなしで再稼働させちゃったよ!」というように考えていたのですが、そういう事情だったのですね…。
 でも、メディアがこのことに関してあまり大騒ぎしていなかったので…、


 この調子でどんどん再稼働しちゃえばいい!


 と思うのは気のせいでしょうかw


●電力問題
 電力10社の2011年7月の販売電力量は、電力使用制限令や節電の影響もあり前年同月比で5%減少した731kWhとなった。

・大前氏の意見
 現在、全国で稼働中の原発は17基で、東北電力については豪雨などの影響で水力発電所が停止し、関西電力は火力発電所が停止したため、停電なしに乗りきることができるかどうか非常に心配したが、意外に余力があった。
 景気が低迷した影響で電力の需要が減った影響もあるが、原子力発電所については全国で54基あるうちの17基が稼働していればなんとかなることがわかった。
 ただし、火力発電所をフル稼働した結果CO2の排出量が増えている。
 また、原子力発電は常時フル稼働させなければならないため、電力に余裕のある夜間に揚水発電所のポンプを稼働させることによって効率よく電力を使うことができたが、出力の調整が可能である火力発電で揚水発電所のポンプを稼働させてしまっては揚水発電の意味がなくなってしまう。
 したがって、原子力発電がなくなれば、揚水発電もなくなるだろう。

 夏はさまざまな節電対策を実施することによってなんとか乗りきったが、東北や北海道については冬を乗り切れるかどうか懸念される。
 また、原子力発電を再開できない場合、東京と関西は来年の夏をどのようにして乗り切れるか今から検討する必要がある。

・chawanの意見
 新総理によって、原発の再稼働に剥けての舵取りがどのようになるのでしょうか…。
 これまでの民主党のやり方をみていたら、「ストレステストはやっぱり必要ありません♪」ということになっても、別に驚きはしないのですがw
 なにはともあれ新総理の下で、この冬にむけて必要な電力をどのように確保していくのか一刻も早く方向性を決めて欲しいものです。
 個人的には、来年の夏も節電するのはゴメンこうむりたいです…。ハイ。


●GoogleがMotorolaを買収 スマートフォン部門を強化
 Googleが通信業界大手のMotorolaを買収すると発表した。
 買収額はおよそ9600億円で、今後拡大が見込まれるスマートフォン事業に力を注ぐ考えの模様。
 また、東京市場ではGoogleのAndroid OSが主流になれば、収益率が向上し開発コストも低減するとの思惑から、DeNAなどスマートフォン向けにアプリを供給する企業の株価が上昇した。

・大前氏の意見
 米国の携帯端末市場でのMotorolaのシェアは2008年度は1位であったものの、2011年度はSamsungやLGなどの後塵を拝して3位まで低下してしまった。
 モトローラは業績が悪化し収益率が悪化したものの、通信関連の特許を多数保有していたことから、Googleに買収されることになった模様である。

 Netscapeの創始者で、現在はITベンチャー企業への投資家として著名なMarc Andreesenによると、Googleがソフトだけでなくハードを創り出すことによるメリットが今後でてくるだろうと予言していた。

 また、今回の買収によってSamsungやLGなどへの影響はほとんどないと考えられるが、自社の携帯端末を自ら創りだすことによってGoogleプラスやGoogleマネーなどのサービスをいち早く効率的に展開できるようになるだろう。

・chawanの意見
 Googleが携帯電話を自社で開発することにより、ハードウェアを含めた新機能が追加されることを期待します。携帯電話だけでなくタブレット端末なども販売して欲しいですね!
 遅ればせながらMicrosoftも新規開発したOSを搭載したWindows Phoneを販売しました。
 三つ巴の闘いが始まることによって、ますます市場が活性化することを期待します。
 今日、Microsoftのイベントで国内初のWindows PhoneであるauのIS12Tを体験させていただきましたが、最後発で開発しただけあってよく練り上げてつくられたOSであるように感じました。
 正直、あまり期待していなかったのですが、なかなか良かったですよ!


●ロシア次世代戦闘機
 ロシアのモスクワ郊外で開催されている国際航空宇宙見本市で、次世代戦闘機「T50」が飛行している姿を初めて一般公開された。
 ロシアのスホーイ社がインドと共同で開発しているこの戦闘機は、米国の最新鋭戦闘機「F22」に対抗するためレーダーに捕捉されにくいステルス技術が搭載されており、2015年度から配備される予定になっている。

・大前氏の意見
 この戦闘機は中国やアメリカが購入することはできないだろう。
 このためインドと共同開発することによって、インドに大量に購入してもらうことを目論んでいるようである。

 国際航空宇宙見本市で、「T50」が飛行する模様をロシアのプーチン首相が満足げに見学するところが報道されていた。
 そして、この見本市では三菱が開発中のMRJの対抗機種となる100人乗りの航空機も発表されており、ブラジル、カナダ、ロシア、日本などの間で競争が激しくなりそうである。

 また、ロシアの軍事予算は1998年ごろには大幅に削減されていたが、近年は回復傾向にある。
 ロシアの航空業界は、ツボレフやスホーイ、イリューシンなど実績のある企業が多く、技術が高く価格は安い航空機を量産できる体制が整っている。

・chawanの意見
 インドへこの戦闘機が配備されれば、中国に対する抑止力となるでしょう。
 インドは日本にとって中国の裏側に位置するので、インドとうまく連携することによって中国を押さえ込むことができれば良いのですが…。
 まぁ、民主党政権には期待はできませんけどねw

 そして、気になるのが日本の次期主力戦闘機です。
 現状ではF-35、F-18、ユーロファイターの3機種が候補にあがっているようですが、最新鋭機であるF-35は開発がうまくいかず、日本が開発に参入することによってなんとか完成にこぎつけたいという思惑がある模様です。
 次に、ユーロファイターですが、現在日本にはアメリカの航空機しか導入されていません。もしユーロファイターを導入するとなると、まず整備用具をアメリカのインチ規格のものからミリ規格のものに切り替える必要があります。それにユーロファイターを導入すれば、現在保有しているF-15やF-2などの保守部品をアメリカからうまく調達できなくなるような圧力がかかってしまう可能性もあると思います。このためユーロファイターを選択することはないでしょう。

 要するに、F-18の選択肢しか残っていないと思います。
 F-18は1983年から導入が始まった機体なので、ステルスなどの最新技術は搭載されていないんですけどね。

 ただし、アメリカと日本の政治力のバランスで、F-35を選択せざるをえない状況に追い込まれる可能性はあると思います。
 これは民主党の政治力次第ですから、なんだかF-35になってしまうような気もしますw

 しかし、ホントは日本国内の産業を活性化させるためにも、第3の選択肢として国産戦闘機であるF-2を増産するのがもっとも良いと思うんですけどね…。


●中国・渤海 原油流出事故
 北部の渤海にある海底油田で事故が発生し、2ヶ月が経過した現在でも収束する見込みが立っていない。
 汚染海域は東京都の2.5倍まで広がり、漁業などへの被害額は約155億円にも達している。

・大前氏の意見
 2010年に発生したメキシコ湾の原油流出事故による被害額は2〜3兆円にも達した。
 一刻も早く原油の流出を止めなければ、メキシコ湾の事故に匹敵するくらいの大きな事故となる可能性がある。

・chawanの意見
 日本ではほとんど報道されていませんが、かなり深刻な状況のようです。
」 原発事故によるセシウムの拡散もそうですが、海流にのってしまえば広範囲に影響を及ぼすことになるので、一刻も早く収束することを期待します。
 しかし、原発事故の時は中国は日本を非難する声明をだしていたかと思いますが、自分のところで起こした事故は隠蔽するんだもんなぁ…。
 まぁ、それが中国なんでしょうけどw


以上、8/21放送分のレポートでありました。

 大前研一LIVEのレポートはここまでですが、今日、有楽町で開催された民主党の海江田万里総裁候補の街頭演説をたまたま聴くことができたので、番外編としてそのレポートをお届けします。
 これから簡単にまとめるつもりですが、刺激的な内容になりそうですw
※8/29 AM11:00 公開予定 

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