序章 和歌山紀行
  #1 キッカケ
  #2 準備
  #3 駅長
  #4 郷愁
  #5 轟天号
  #6 潮岬
  #7 駅弁!

 本編 飯田線紀行
  #1 旅の目的
  #2 電車vs人間
  #3 闘いの朝
  #4 出発進行!
  #5 絶対に負けられない闘い
  #6 電車vs人間 序盤戦
  #7 電車vs人間 あと300メートル
  #8 決着の刻!
  #9 …
  #10 …
  #11 …

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 プシュー

 空気の抜ける音と同時に電車の扉が開き、いよいよワタクシにとって絶対に負けられない電車との闘いの幕が切って落とされたのであります。


「駅を降りたら、まっすぐ行って、突き当たりを左に曲がる。そしたら…」


 小雨が降りしきる中、頭の中に叩き込んだ地図を現場で照合しながら、見知らぬ街を駆け抜けます。
 走り始めてすぐに気づいたことは…、


「やっぱり荷物をリュックで背負っていると、いつものペースで走れないな…。」
「いつものジョギングコースと比較すると距離が短いし、少しペースをあげて走るか…」


 なーんてことを考えながら走っていたら、あることに気づいてしまったのです。



「あれっ?」
 
「川を横断する予定にしていた橋って、この橋だっけ!?」

「なんか違う気がする…」



 ワタクシの第六感が異常を感じとったのであります。
 そして、リュックからiPadを取り出して、ルートをチェックして見たところ…、



「…………」
「やっぱり、行きすぎてた…。」
「しかも、けっこう戻らないと上伊那駅への正しい道に戻れないやん…。」



 こうして、今回の電車との勝負で最大の問題は「道を間違えないかどうか」であったハズなのに、最悪の事態に陥ってしまったのでした…。

つづく


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