なんだか寒波が来ているせいか、寒い週末でしたね。
 ニュースを見ていると雪国の方は大雪で大変そうです。
 ワタクシも今週は石打丸山スキー場で開催されるスキー検定を受検したいところだったのですが、諸事情により断念せざるをえませんでした (゜ーÅ)
 しかし、年々 ウィンタースポーツへ一緒に行ってくれる人が少なくなるなぁ…。
 さびしいもんです…。

 でわ、今週も大前研一LIVEのレポートをお届けします。 

 アジェンダ 
 ●ギリシャ財政 債務減免協議を再開
 ●対イラン制裁 IAEA調査団受け入れ
 ●日本投資 外国人の短期債券買越額が前年比で2.5倍
 ●東京大学入学時期 秋入学への全面移行
 ●オリンパス 上場維持を決定

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●ギリシャ財政 債務減免協議を再開
 ギリシャ政府が債務の削減を巡って民間金融機関と続けてきた交渉が中断し、民間を代表していた国際金融協会のガラーラ専務理事がアテネを離れたことが明らかとなった。
 交渉は電話で継続されるとみられるものの、交渉が決裂すればギリシャがデフォルトに陥る恐れが再び高まることになる。

・大前学長の意見
 難しい局面である。
 昨年、ヨーロッパの首脳が集まり50%の債務の削減で合意したが、新しい債権の発行条件までは決めることができなかった。
 そして、現在、ギリシャ政府は古い債権から新しい債権に交換する条件として、民間の債務負担率が60〜70%となるように求めているが、民間企業は負担が重すぎるとして反発している。
 このまま新しい債権に交換できなければ、3月に大きな債権の支払期日を控えているギリシャの財政は破綻してしまうだろう。
 この日までに合意できなければ、THE ENDである。

 要するに、昨年ヨーロッパの首脳が集まった会議では「なにも決まらなかった」ということが明らかになった。

・chawanの意見
 借金 5割を棒引きさせてもらえるだけでもありえないことなのに、6〜7割を要求するとはね…。
 これまでどんな予算を組んで国家を運営していたのでしょうか…。
 でも、日本も人のことは言えないか…。
 消費税以外にも経済を浮上させるような施策を打ち出して欲しいものです。
 まぁ、民主党には無理だろうけど…。
 しかし、民主党が政権を握ってやらかしたことは、十年後あたりに教科書に載せてもよいくらいの出来事かもしれませんね…。
 公約をほとんど反故にした選挙だったとw
 鳩山さんも祖父につづいて歴史に名を残し、本望なのではないでしょうかw


●対イラン制裁 IAEA調査団受け入れ
 イラン外務省は、IAEAの調査団が一月中にイランを訪れることについてはじめて言及した。
 報道官は調査団が核関連施設を訪問すると説明したものの、どれだけ協力姿勢を見せるのかは不透明な情勢となっている。
 一方、中国の外務省はアメリカ政府が中国の国有企業を制裁対象に加えたことについて「道理がなく、強い不満を表明する」といった談話を発表した。

・大前学長の意見
 アメリカはイランから石油を輸入する国に対して輸入の中止を求めており、もし輸入を継続するのであればその企業に対して制裁を課そうとしているが、中国は「自国の企業に対する法律を、海外の企業に適用することはおかしい」ということで反発している。
 これについては中国の言い分は正鵠を得ていると言える。

 アメリカはすでにイランからの輸入を停止しているが、現在イランからの原油の輸入を継続している主な国は中国や日本、韓国、インドなどが挙げられ、これらの国はイランからの輸入量が全ての原油の輸入量に対して10%前後を占める割合となっている。
 これだけの量を輸入していると、輸入の中止を求められても簡単に止めることはできない。

 ヨーロッパ勢については、すでにアメリカの支持に回り原油の輸入を自粛することを決定してしまった。
 イタリア、スペイン、フランスなどについては、ホルムズ海峡の外側に港を持つオマーンからの輸入に切り替えたり、サウジアラビアに協力を得るという方針となっているようである。

 イランからの原油の輸入が停止されると中国、日本、インドあたりへ与えるダメージは大きいものがある。
 アメリカの内政事情によって制裁をうけることになればたまらない。

・chawanの意見
 ギリシャよりこちらの方が深刻ですね。
 日本ではあまり報道されませんが、戦争の一歩手前の状況であるように思えます。
 中東の事態が深刻化してアメリカがかかりきりになれば、北朝鮮にとっては絶好のチャンスとなるのではないでしょうか。
 また、ガソリンの供給がとまれば、世界各国の経済に及ぼす影響は計り知れないものがあるように思います。

 しかし、国と国との関係は綺麗事ではすまされないことがよくわかります。
 理想を掲げることは大事なのでしょうけど、裏の見えないところでは暗殺組織が暗躍するなど泥臭い闘いによる勝敗が大きく戦局を左右するのでしょうね。
 一般人には表向きの報道しか見えないのでわかりづらいですが…。

 圧倒的な力をもつ国が世界を導く…。
 そんなアニメのような世界の方が以外とうまく回るのかもしれませんね。
 一歩間違えば、とんでもない事態に陥ることになるでしょうけど…。


●日本投資 外国人の短期債券買越額が前年比で2.5倍
 財務省が発表した2011年の対内対外証券投資報告によると、外国人投資家による買越額が前年比2.5倍の16兆7395億円に達し、2005年移行では最大額となったことが判明した。

・大前学長の意見
 これは喜んで良いことではなく、リスクが高まっている前触れと見た方が良い。

 利回りがほとんど期待できない短期債が増加すると言うことは、円高が進んでいるため利回りがほとんどゼロでも利益を確保することができるためである。
 この歯車が逆回転したときは、今回入ってきたお金が一斉に離れていくとみた方がよい。
 長期投資ではなく短期投資が増加して、日本が見直されているとみなすのは間違いである。
 また、この投資は円高にもつながっており、円高が進む一因ともなっている。

・chawanの意見
 なんだか日本の経済状況は悪化の一途をたどっているようですね…。
 円高が一気に円安に振れるのも間近であるような気がしてきました。
 政府はこういった事態に備えてなんらかの準備はしているのでしょうか…。
 官僚はともかく、民主党は消費税に手一杯でそれどころではない気がします。
 本来は政治とは最悪の事態に備えて手を打つべきなのでしょうけど…。


●大学入学時期 秋入学への全面移行
 入学時期の見直しを検討していた東京大学の懇談会は、学部の春入学を廃止し秋入学への全面移行を求める提言の中間報告をまとめた。
 世界の大学では秋入学が主流となっており、このままでは学生や教員の国際交流を阻害することになると指摘しているが、実現に向けては他の大学との協調が鍵となっている。

・大前学長の意見
 我々が提携しているBOND大学については、年に3回ほど入学し卒業することができることになっている。

 今回は、懇談会による中間報告であるにも関わらず、日経の一面のトップに掲載されてしまった。
 日本の場合は会計年度の切り替えが春になっており、それにあわせて春に入学することになっているが、4月に入学してすぐに約1ヶ月半もの夏休みに入ってしまうと学生は緊張感を持続することができない。
 
 秋入学に移行する最大のメリットは、夏休みの間に自由に遊んだり勉強したりする時間を確保することができることである。
 海外の学生を見ていると、夏休みは学年の入れ替わり時期であって宿題がないため、アルバイトしてお金を貯めたり、自分の好きなことに専念することができている。
 このように、学生は一年の中で1ヶ月半くらい集中的に一つのことに専念できる時間を設けた方がよい。
 日本の場合は4月までの休みの期間を長くする方法をとってもよいが、私は秋入学は移行することにメリットを感じている。

 ちなみに、私が推薦する夏休みの過ごし方は、子供をサマーキャンプに参加させることである。
 サマーキャンプでは、子供が集団生活という人生で最も大切なこと学んで帰ってくることができる。
 特に同学年だけでなく年齢差が離れた学年の生徒が一緒に過ごすと、様々な経験をすることができるだろう。

 今回の提案書には「海外の著名な先生を呼べる」というような内容もあるが、学生の個性を伸ばすために1ヶ月半くらいの休みを作ることには大賛成である。

・chawanの意見
 なんだか議論するだけ議論して、結局話がまとまらないパターンであるように思いますw

 少なくとも東京大学だけが秋入学に移行すると、混乱するだけではないでしょうか。
 まずは春と秋の2回入学できるようにするべきであるように思います。

 ちなみに、ワタクシの夏休みの思い出といえば…、


 大学時代に夏合宿で練習や、バイトに明け暮れていたくらいかな。


 あんまり良い思い出はない気がします…。


●オリンパス 上場維持を決定
 東京証券取引所は過去の決算で虚偽記載があったとして上場廃止を審査していたオリンパス株について上場を維持する方針を固めた。
 赤字を黒字と偽るほどの悪質さはなく、株式市場に重大な影響を与えたとまでは言えないと判断した。

・大前学長の意見
 今回発表された内容は、上場維持を決定するための理由付けにすぎない。
 1000億円を超える損失をだし、虚偽の有価証券報告書を10年以上にわたって報告しつづけた罪は重い。
 
 上場企業に対しては収益に影響がある問題が発生した場合に厳しい報告義務が課せられている。
 今回の件が許されるのであれば、他の上場企業はなんのために報告義務を守っていたのかわからなくなり、同じことをしたとしても上場廃止を免れる先例を作ったことになる。
 
 私は上場廃止に値すると思う。
 こうしたことを許すからこそ、世界の投資家から見放され日本の株価が上がらない要因の一つとなっている。

・chawanの意見
 先週、ソニーがオリンパスと提携することが発表されるといった噂が流れていましたが、結局なんの発表もありませんでした。
 もしかしたらソニーとの提携に反対するオリンパス内部からのリークだったんですかね?
 こういった提携はリークがあると流れてしまうケースが多いので、もう破談に終わってしまったかもしれませんね。
 いずれにせよ3月までに何らかの発表があるように思うので、経緯を見守ろうと思います。


以上


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