今週末はスキーへ出かける予定が入っていたため、いつもより早めの進行でなんと2/21の段階でこの記事はほぼ書き上げていました!

 なんせ日曜日の何時に帰宅できるのかわからないので、予約更新をしかけておかなければいつもの時間に更新できるかどうか定かじゃなかったものでね…。

 本業の方が忙しくなればこんな早めの対応はできなくなるので、放送日から1週遅れの更新を変更するつもりはありません (/ω\)

 でわ、今週のアジェンダはこんな感じです!

 アジェンダ 
 ●対日直接投資 流出超過1832億円
 ●オリンパス 前社長ら7人を逮捕
 ●企業統治改革 社外取締役設置義務付け提言
 ●トヨタ自動車 九州工場を米国移管
 ●原発再稼働問題 定期点検中原発の再稼働を容認へ

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●対日直接投資 流出超過1832億円
 財務省、日銀がまとめた2011年の対日直接投資によると、日本からの撤退など流出額が新規進出などの流入額を1832億円上回ったことが判明した。
 2連連続の流出超過で、金額は実質的に過去最大となっている。

・大前学長の意見
 アジアへの投資の窓口はどうしても香港やシンガポールとなってしまい、日本へ来る外資系企業は少なくなってしまっている。
 かつてはIBMなどの巨大企業のアジア本部は日本にあったが、すでに外国へ移転してしまった。
 こういった状況に私は以前から警告を発してきていたが、日本政府や政治家は深刻にとらえていない模様である。

 世界企業のアジア本部が日本にこないような状況では、日本経済は本格的に回復しないだろう。
 こういった対日直接投資の流出超過が続いているという状況は、かなりマイナスの状態であるという認識を持つ必要がある。

・chawanの意見
 日本は地震に原発事故がありましたからねぇ…。
 外資系企業が日本を離れる考えがわからないでもありません。
 
 しかし、香港は中国経済もいつバブルがはじけるかわからない状況です。
 まぁ、戦争がおこるわけではないし、バブルがはじけたら香港から別の場所へ移転すれば良いとでも考えているのでしょうか…。

 シンガポールについては…、


 個人的にあの国はあまり好きな国ではないんです…


 だって…、



 赤道直下なので外はすっごく蒸し暑いのに、建物の中はクーラーが効きすぎていて寒いんですよ!



 暑いのが苦手な上に、あの寒暖の差にはどうしても慣れることができませんでした。
 まぁ、地政学上で重要な位置にあることは理解できますが、正直プライベートで行くことはないと思います (>_<)


●オリンパス 前社長ら7人を逮捕
 オリンパスの旧経営陣が損失を隠して資産を水増しし決算を粉飾していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部と警視庁捜査第2課は菊川前社長ら旧経営陣3人と社外の協力者4人のあわせて7人を金融商品取引法違反の容疑で逮捕した。
 菊川前社長や外部協力者の自宅などの家宅捜索も開始し、海外の関係当局とも連携して世界的な大手光学機器メーカーの不正経理疑惑の全容解明を目指すことになった。

・大前学長の意見
 私は昨年7月の大前研一LIVEで監査法人に問題があるということを指摘していた。
 そして、東京証券取引所に対して上場廃止するべきだということを進言した。

 東京証券取引所は上場廃止にあたるような虚偽の申告は認められなかったと説明しているが、10年以上にわたって虚偽の申告を続け、利益移転や経理操作を行ったことによって、7人もの逮捕者を出してしまった。
 したがって、東京証券取引所はあらためて上場廃止にしなかった理由を説明するべきである。

 今後は東京地検による捜査によって、逮捕者以外の旧経営陣や社外協力者、監査法人も影響をうけることになるだろう。
 それらをすべて見極めた上で上場廃止を回避した理由に問題がなかったか、財務省など外部からの圧力はなかったのか解明する必要がある。

 そして、ウッドフォード元社長はまだ下記のような不明な点が残っていると指摘している。

 ・買収資金の融資の経緯
  不正とわかっているような資金の融資を行った日本の銀行に疑惑がある
 ・監査法人による決算書の承認
 ・複数の小規模企業買収の関係者
  価値のない企業の買収に膨大な資金を投入することによって、損失の補填に使っていた疑惑がある
 ・飛ばしの内容

 私もウッドフォード氏の意見にまったく同意するので、検察にはこのあたりのことも含めて詳細な捜査をしてもらいたい。

・chawanの意見
 オリンパスの提携先の続報が流れてきませんねぇ。
 大前学長の予想通り富士フィルムと提携することになるのでしょうか!?
そういえば、学長はデジカメ分野でも相乗効果を見込めると発言されていましたが、オリンパスはマイクロフォーサーズ陣営で、富士は独自規格なんですよね…。しかも、双方の規格で2月に新製品を発表したばかりです…。
結局のところデジカメ部門はパナソニックに切り売りという結論になってしまうのかもしれませんね。
 しかし、ミラーレス一眼のジャンルでオリンパス&パナソニック、ソニー、ニコン、ペンタックス、富士フィルムと規格が林立してしまうのはどうにかならんのですかね?
 グダグダ日本勢で小競りあっているうちに、気がついたらサムスンあたりに圧倒的な世界シェアを握られてしまった…なんてことにならないことを願います。


●企業統治改革 社外取締役設置義務付け提言
 民主党財務金融部会議のワーキングチームは、上場企業などへの社外取締役の選任義務づけを提言する方針を固めた。
 3月初旬にまとめる企業統治改革に関する提言に盛り込む方針で、日本市場への信頼回復に向けて政府に制度の整備を求める方針となっている。

・大前学長の意見
 これは間違いである。
 社外取締役を置けば良いという民主党の検討チームは事実を知らない。
 オリンパスの事例では社外取締役が悪事を働いていたし、ソニーの社外取締役は「モノをいう社外取締役」と言いながら、7期連続テレビ事業で赤字を出していたにも関わらずストリンガー社長に何も言うことができないでいた。
 社外取締役がいてもダメな日本企業の統治機構に対して、抜本的な提言をする必要がある。

 日本企業は取締役会がどういった機能を果たすべきなのかということがわかっていない企業が多く、もし取締役会で異議を提起したとしたらその人は次に選ばれなくなるという問題がある。
 また、日本独特の財閥などによる系列も問題である。
 東芝を例に挙げると、三井系列であるため三井銀行からかならず社外取締役を受け入れており、関係の長さから他の社外取締役に説明する前に三井銀行から来た社外取締役に説明するといったことが常態化してしまっている。

 こういった問題に気づかない民主党の検討チームは相当レベルが低いと言わざるを得ない。
 「社外取締役を設置しなければならない」という法律を作ったとしても、本質的な問題はまったく解決せず、社外取締役に何も言わせないように手当を増やす企業が増えるだけだろう。

・chawanの意見
 民主党はやることなすことすべて的外れですね。
 今朝、TBS系列の朝ズバでコメンテーターが「自民党は何がやりたいのか見えてこない!」とか憤慨していました。たしかに私にも最近の自民党が日本をどうしようとしているのか見えてきません。
 でもね、これって…、


 あんたらマスコミが自民党のことをほとんど報道しないからじゃないの?


 そう思いませんか?
 「自民党は何がやりたいのか見えてこない!」というなら、自民党が何をやろうとしているのかちゃんと取材し特集するべきでしょう!

 しかし、谷垣さんの存在感が薄すぎるのはなんなんでしょうね?
 マスコミがあえてとりあげないようにしているのか、報道する価値のないような発言しかしていないのか…。
 まぁ、一つだけハッキリ言えるのは、ワタクシは地上波の報道番組なんてバラエティ番組としか思ってませんw
 大前研一LIVEくらいの分析と情報をしてくれる番組は制作できないのでしょうか…。


●トヨタ自動車 九州工場を米国移管
 トヨタ自動車は北米などに向けたSUV「ハイランダー」の生産を2013年後半にトヨタ自動車九州からアメリカのインディアナ州に移すと発表した。
 また、三菱自動車は欧州での自動車生産を打ち切ると発表。
 三菱自動車はオランダにある自社工場で小型車などを生産しているが、新車販売台数で先進国を抜いた新興国への輸出を加速させると発表した。

・大前学長の意見
 以前、豊田章男社長は日本での生産にこだわると発言しておきながら、SUV「ハイランダー」の生産を九州からアメリカへ移転させると発表した。
 しかし、今の円高を見ているとこの動きは仕方ないと考えられる。

 良いニュースとしては、2012年米国自動車耐久調査でレクサスが4年ぶりに首位に立つことができたことが挙げられる。
 また、今週発売された米国FORTUNE誌の特集記事で、トヨタの業績が回復基調にあることが記事にされている。
 記事の内容は「トヨタは創業者の孫が社長を務めており、プリウスの問題などいろいろあったが戻ってきたぞ!」というような歯の浮くような内容の記事になっているが、FORTUNE誌で長年自動車業界の取材を続けているアレックス・テイラー氏によるもので、この人がトヨタの業績が戻ってきたという記事を書くと言うことはかなり信頼性が高いと考えられる。
 しかし、LFAという3000万円もの2シータ-車を発売することについては疑問が残るが、数百台の限定生産となっているので、最悪トヨタ関係者に配ってしまえばよいのかもしれない。
 できればこのままの勢いでフォルクスワーゲンを抜いて、世界2位の座に復帰してほしいものである。 

 三菱自動車の場合は、欧州工場で生産していた「コルト」と「アウトランダー」の生産を中止し、他の地域で生産した車を欧州へ回すことになった。
 三菱自動車の売り上げは日本、アジア、ASEANが大きく、北米での売り上げも芳しくないことからいずれ撤退することになるかもしれない。

・chawanの意見
 たまには明るいニュースをとりあげてみます。
 トヨタの回復基調は本物みたいですね。
 しかし、三菱の不調も本物のようです。
 世界で戦うには日本の自動車産業界に再編が必要なのかもしれませんが、再編してしまうと雇用が減ってしまう…。日本は産業構造の転換に取り掛からなければならない時期が来ているのでしょうか…。
 まぁ、自動車業界より、精密機器業界の方が状況は深刻な気がしますけどね…。
 なにはともあれ、トヨタには日本を景気づけるためにも先行して頑張ってもらいたいものです!


●原発再稼働問題 定期点検中原発の再稼働を容認へ
 民主党は定期点検で停止中の原発の再稼働を容認する方向で調整を始めた。
 夏前の再稼働を目指す野田内閣を後押しする目的とみられる。

・大前学長の意見
 再稼働に関しては、他にもいくつか出てくるかもしれないが大飯原発3,4号機が最初となるように検討が進められている。
 大飯原発の3,4号機については、私が分析した原発の中では最も安全であると判断している。

 関西電力の人に聞いたところ、私が2011年10月にまとめた原発事故に関するレポートを社長以下全員で克明に分析し、それに対する対策をすべて実施したということであった。
 このため私が大飯原発を分析しに行ったところ、問題のないレベルまでさまざまな対策がなされていた。
 
 そこまでしてくれているのならば、極端な話をいえば私が住民との説明会に参加して説明しても良いという気持ちになる。

・chawanの意見
 原発の再稼働については、早めに結論を出さなければ燃料代の輸入費用が高騰するなど日本経済に与える影響が大きいかと思います。
 急に原発依存の体制から脱却することは難しいので、当面は原発を再稼働して代替電力を確保してから、原発廃止の議論を進めるべきなのではないでしょうか。
 まぁ、このままズルズル再稼働も決められず…、かといってその代案もみつからず…。
 そんなグダグダな状態が続きそうな気がします…。

 そして、先日、マスコミが福島第一原発の間近にせまって取材した報道をみましたが、今だ線量が高い状況の中、作業員の方は被爆しすぎないよう作業時間を制限されながら作業されているということでした。
 ああいった作業こそ本来はロボットが担うべき分野なのかもしれませんね。
 お台場に建設中のガンダムに動力を取り付けられないものでしょうか?w

以上


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