八戸を出発し大間岬へ向けて車を走らせていたのですが、



 北へ向けて車を走らせるにつれて路肩の道ばたの雪はどんどん高くなっていきます…。



『ま、レガシィは4WDでスタッドレスタイヤもはいてるし、たぶん大丈夫だろw』



 と気楽に考えて車を走らせていたのです。
 すると、ある右コーナーにさしかかったところで減速しようとブレーキを踏んだところで…、



『うそっ、ブレーキが効かないっ!!!』
 
『うぐぅ、正面にまっすぐ抜けられそうな道はあるけど、まっくらでどこまで続いているのかわからん…』
 
『うぎゃぁ、その道に逃げ惑ってるネコだか犬だかがいる…』

『ぎゃぁっっぁぁx、コントロールきかねぇぇっえ!!』





 どっかーーーーん





『………』



 こうしてなすすべなく雪の壁に突っ込んでしまったのでした… orz
 幸い突っ込んでしまった場所にあったのは雪の壁と右折を示す標識のみで、まず雪の壁に乗り上げたことによって減速され、可動式の看板によって最終的に停止することができたので、エアバッグが作動することもなく事故としての衝撃はほとんどありませんでした。

 ただ…、



『車はもうこれ以上走ることはできないな…』



 と、途方に暮れていると…、



『事故しちゃった?』



 近くに住んでいた住人の方が音を聞きつけて駆けつけてくださったのでした。



『あー、これは車うごかないね。』
『車はここに置いておいても大丈夫だから、今日のところは宿で休みなぁ』



 と、親切にも近所にあった民宿まで送ってくださったのでした!



『ありがとうございますーーーm(_ _)m』



 青森の方はやさしいですねw

 こうして車という足を失った状態で最終日を迎えてしまうこととなってしまったのでした…。



『どうなる!? オレ!』



 ちなみに、翌日レッカーで牽引していただいた地元の業者の方に聞いたところ…、



『昨日の晩は凍っているように見えないブラックアイスバーンができていたから、どこかで事故は絶対にあると思っていたんですよねぇ…』
 
『そうだったんですか!? 確かに路面はまったく凍っているようには見えなくて、ブレーキ踏んだらつるっといってしまいました…』



 どうやらいちばんタチのわるい路面条件の時に事故を起こしてしまった模様です…。
 これは翌日に別の場所で撮影した路面なのですが…、



 たぶんこれがブラックアイスバーンです…。



『こんなの時速60kmで走っている時にでてきたら気づかないよ…(>_<)』
『雪道は怖いや。』



 心の底からそう思いました…。

つづく


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