オムロンのヘルスケアオフィシャルレポーター会議に参加し、2016年10月5日に発売される新型 音波式電動歯ブラシ HT-B315について開発のコンセプトなどを伺ってきました!




●電動歯ブラシの歴史
 オムロンの電動歯ブラシの歴史は古く、なんと社名が立石電機であった39年前から販売されていたのだとか…



 よくよく見てみると砂時計が内蔵されていたみたいですよ!!!



 最新型の製品は充電台がかなり小型化されてしまっており、こういった機構を内蔵するのは難しそうですが、こういうアナログな機構も良いなぁ…。

 ちなみに、電動歯ブラシと言えば国内外のメーカーも競合製品を販売していますが、オムロンは台数ベースのシェアで20%と第3位の地位を確保しており、2016年上期に限定するとHT-B307という製品がモデル別のシェア1位を取ったのだそうです。
 個人的にはオムロンと同じ関西に拠点を持つP社が大きなシェアを握っているのかと思っていたのですが、熱い接戦を繰り広げているようです!





●開発の経緯
 最近、職場や学校で昼休みに歯磨きをする人が増えており、電動歯ブラシだけでなくフロスなどの歯間清掃具といった市場は拡大を続けています。
 オムロンの製品は欧米人と比べて小柄な日本人の体型に合わせた小さな電動歯ブラシを開発しつづけてきましたが、


 今回の製品の開発のポイントは『奥歯磨き』です!

 
 奥歯は他の歯と比べて磨きにくいこともあって84%の人に奥歯が虫歯になった経験があり、他の歯と比べて10年も寿命が短いことが統計上明らかになっています。
 そして、その奥歯が虫歯となって抜けてしまうと他の歯まで抜けやすくなってしまうなど波及効果も大きく、そんな奥歯をキレイにすることに着目して開発されたのが今回の新製品 HT-B307です。


●新製品HT-B307の特徴
 最大の特徴は歯医者さんが使うデンタルミラーをヒントに、奥歯の歯列に届くよう11度の角度がついたことです!
 



 これは超小型のマイクロモータの開発に成功したことにより実現した技術で、なんとブラシの柄の部分に格納してしまったのだそうです。







 下の従来型の製品と比べるとものすごい小型化ですよね!!!



 ちなみに、1分間で1,000回転以上回転するモーターが内蔵されていると音波式と名付けられるのだそうです。

 そして、磨く場所に応じて振動の仕方を変更できるようになっていたり、






 ブラシも奥歯磨きに適したコンパクト型に変更されていたり、



 磨きたい場所に応じてブラシを交換できるようになっています。






 そんなHT-B315は2016/10/5に税抜き14,800円で発売予定となっているのですが、振動モードが削減された廉価版など3タイプの製品が販売される予定となっています!





 今回は一足お先に新製品をいただいてしまったので、イベント会場で歯医者さんから聞いた電動歯ブラシを使った歯ブラシの磨き方など数回にわけてレポートさせていただきます。

 お楽しみに!

つづく


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