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中井精也

中井精也トークショー「欧州ハンガリー鉄道に魅せられて」 cp+2018レポート その3

 カメラの祭典 cp+ 2018で開催されたトークショーのレポート第3弾は、前回に引き続き鉄道写真家 中井精也さんの『欧州ハンガリー鉄道に魅せられて』です。



 今回は中井精也さんが東欧のハンガリーを旅し、首都ブダペストやバラトンフェニベシュ産業鉄道で撮影された写真を中心に紹介させていただきます。


●ブダペスト子供鉄道
 ブダペスト子供鉄道は、ハンガリー国内の選りすぐりのエリートの中から選抜された子供たちが参加して運営されている鉄道なのですが、機関車の運転などについては大人が担当しており改札や検札など危険の伴わない業務を子供たちが担当しているのだそうです。
 









 真剣な表情で働く子供たちにとっては、良い社会勉強になりそうですね!


●バラトンフェニベシュ産業鉄道
 次に紹介させていただくのはバラトンフェニベシュ産業鉄道という、舌を噛みそうな名前の鉄道です。
 なんでも軽便鉄道と分類される鉄道なのですが、簡単に言えばあまり多くの人を乗せることのできない小形の鉄道です。

 日本はおろか世界でもあまりみかけなくなったタイプの鉄道なのですが、ハンガリーではほそぼそと生き残っているそうで、大自然の中をのんびりと走る様を中井精也山はいたく気に入ってしまったのだそうですよ!













 ゆる〜い雰囲気が「ゆる鉄」にぴったりとあいますよね!
 しかし、そんな鉄道も中井精也さんの手にかかれば…、こんなカッコ良く切り取ることもできるのでした!





●ブダペスト
 最後に紹介させていただくのは、首都ブダペスト近郊で撮影された地下鉄や市電などの鉄道です。
 中井精也さんがハンガリーに行かれたのはちょうどクリスマスの時期だったそうで、サンタの帽子をかぶりながら家族の元へ急ぐ男性や、



 クリスマス仕様にライトアップされた市電をこんな具合に切り取られたそうなのですが、
 








 長秒で撮影されたこの1枚なんかは見事なものですよね…
 


 「何にココロを動かされたのか」

 それを1枚の写真に切り取るのが大切なんだそうですよ!

つづく



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中井精也トークショー「記憶に残したい日本の鉄道風景」 セイヤ流オススメAF設定もあるよ! cp+2018レポート その2

 カメラの祭典 cp+ 2018で開催されたトークショーのレポート第2弾は、ソニーのブースで開催された鉄道写真家 中井精也さんの『記憶に残したい日本の鉄道風景』です。



 cp+で開催される中井精也さんのトークショーはどの会社でも満員御礼となるわけですが、ソニーでの集客力は圧巻のひと言でした!!

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 そんな中井精也さんですが、今年のソニーのトークショーでは始まるなり…、

「おいで、おいで〜、すべてを捨てておいで〜」

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 と、3月末に発売されるα7マーク3の宣伝から入られたのが印象的でした!
 よっぽど良い出来具合なのかもしれませんね!?

 では、今回のトークショーで話された「α7R3とα9の特徴」「鉄道写真 撮影のコツ」「αのオススメカスタマイズ」について、中井精也さんの素敵な写真を交えながら簡単に紹介させていただきます。


●α7R3 〜連写できる高画素イメージャーを搭載〜
 まず、4240万画素のイメージャーを搭載したα7R3は広角に撮影された写真をトリミングしても、



 車体側面の文字が読めるくらいの解像度があるだけでなく、
 


 時速250kmで迫り来る新幹線を10コマ/秒もの連写で、AFを追従させながら撮影することができます。



 そして、夜景を撮影する時にはISO12800で撮影しても大画面で表示させることのできる高感度性能まで持ち合わせています。





●α9 〜動画のような連射!〜
 次に、AFを追従させながら20コマ/秒もの連写できるα9については、列車が通りすぎるまでの間、数秒間も途切れることなく連射し続けることができるだけでなく、


夜間に撮影しても列車を写しとめることができる高感度性能も持ち合わせています。



 そして、連写中にブラックアウトするなくEVFファインダーに画像を表示させ続けることが出来るので、被写体を見失うことのない使いやすいカメラに仕上がっているのだそうです!
 





ここからは素敵な鉄道写真を撮影するためのヒントとなるテクニックを紹介させていただきます。

●作品作りのコツ
・流し撮り



 滝の水が流れるように撮影するためにはシャッタースピードを遅くする必要がありますが、カメラを三脚などに固定したまま撮影すると列車が流れてしまいます。
 そこでこの写真については少しだけ列車を流し撮りすることによって列車をくっきりと写しとめ、水の流れまで表現したのだそうです!



 こうして並べてみると、右側の写真の方が一目瞭然で良いですよね!

・前ボケ



 花などを前ボケさせて撮影する際、可能な限りカメラを花に近づけて撮影することになりますが、



 列車はできるだけ遠い場所で小さく写し撮る方が、列車の存在感を薄くすることができ素敵な仕上がりになるのだそうです。




・カメラ設定(ホワイトバランスなど)



 紅葉や桜など…、旬のある被写体については毎回最高の状態で撮影地点へ向かうことができるとは限りません。
 そういった場合はホワイトバランスやDRO、クリエイティブスタイルで色味を調整すれば、見違えるように鮮やかな色で撮影することができます。



 こういった機能を使うことを認めない写真家の方も中にはおられるかもしれませんが、我々のようなアマチュアにとっては本業を持っているケースも多いですし、印象的な一枚に仕立てあげる機能を使いこなすことも撮影術のひとつですよね!


●セイヤ流 オススメAF設定



 なんでもソニーのαシリーズを使いこなすには、カスタマイズ機能で使いやすくなるような設定を割り振ることが重要なんだそうです。
 今回は中井精也さんがカスタマイズされている設定を紹介させていただきます。
 








 カスタマイズする機能の割り振りについては、人それぞれかもしれませんがワタクシはさっそく真似して設定させていただきました!


●作品紹介
 では、最後に中井精也先生の撮影された写真を紹介させていただきます。
 どの写真も見事なものですね…、こういう写真を撮れるようになりたいものです!

・万葉線










・ベトナム













・弘南鉄道






・京都丹後鉄道




・根室本線



つづく


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鉄道写真家 中井精也さんと行く四国 下灘駅と四万十川こいのぼり撮影紀行 #2 2日目 四万十川の雄大な流れと鯉のぼり

 しばらく時間があいてしまいましたが、中井精也先生との撮影旅行2日目のレポートをお届けします。
 2日目は高知県の四万十川流域を中心に撮影することになったのですが、四万十川は良いところっすね〜♪



 渓谷を縫うように走るバスからの車窓の眺めが絶景つづきだったので、今度ゆっくりと自分のペースで撮影スポットを探しながら回ってみたいと思いました。
 そして、これは四万十川にかかる沈下橋で、大雨が降って増水しても抵抗を減らすことによって橋脚が流失しないような構造となっているそうです。



 そんな沈下橋を主題に据えて撮ったのがこの一枚なのですが、ホントはもう少し列車の位置を下げて沈下橋の上を走るように見せかけたかったんですよね…。



 でも、それを無理に実行しようとすると、他の参加者の構図に入り込みそうだったのですっぱり諦めましたw
 そして、少し上の方から俯瞰撮影した後、



 バスに揺られながらTwitterのタイムラインを眺めていると、あるツイートが目に入ったのです…。



 ………

 やっべーーーー
 よりによって中井精也先生の構図に入らないギリギリの場所に立ってたよ!!!

 あぶない、あぶない…

 そして、こいのぼりの川渡しをこんな具合に撮影し、






 こうして楽しかった2日間の撮影旅行はあっという間に終わりを告げたのですが、そのまま四国に居残り残業することを決意していたワタクシは、前日に天候不良で撮影できなかった下灘駅での夕焼けをこんな具合に撮影し、







 思い残すことなくゆる鉄撮影の旅を終えたのでした。

おしまい



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鉄道写真家 中井精也さんと行く四国 下灘駅と四万十川こいのぼり撮影紀行 レポート速報編

 ゆる鉄で有名な鉄道写真家 中井精也さんと行く撮影旅行に参加させていただいております。

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 今回のレポートは速報版で、写真は主にInstagramで公開しているモノです。
 
 今日は夕方から雨でホテルでやることないので更新しましたが、明日このツアーが終了後は四国に居残り車中泊しながら縦横無尽に四国を駆け巡る予定ですので、まず間違いなく明日の更新はありませんw

 では、本日の行程をレポートさせていただきます。
 最初に撮影することとなったのは松山市内を走る市電の坊ちゃん列車なのですが、

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 松山市内には市電と伊予鉄道が交差する踏切がいくつかありまして、伊予鉄道が通り過ぎるのを待つ市電とその横をすり抜ける自転車のおっちゃんを捉えてみましたw

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 いやー、おっちゃん ええ味だしてるわーw
 「なんでこっち向いてるねん」とちょっと言いたくもなりましたw

 次に向かったのは伊予の小京都と呼ばれる伊予大洲で、お城とアンパンマン特急をこんな具合に撮ってみたり、

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 清らかな清流の中に入ってこんな具合に撮ってみました。

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 この写真…理想を言えば時々水面から飛び跳ねていた魚を捉えたかったのですが、そううまくはいかないですよね…(ノД`)
 実は連写している時に一度だけ飛び跳ねてくれてはいたのですが、α7マーク2の連写速度では捉えることができませんでしたとさ…orz
 α9を買えってことですかね!?

 そして、最後に瀬戸内海へ沈みゆく見事な夕焼けを眺めることの出来る下灘駅へ向かったのですが、

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 あいにく雨がポツリポツリと落ちていくお天気となってしまいまして…、悲嘆に暮れる中井精也先生に心境を背中で語っていただいたり、

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 中井精也先生の重みでベンチの板が割れた!

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 のではなく、ラブラブベンチに座っていただいたり…と、楽しいひとときを過ごさせていただきましたw

 この駅にはツアー終了後に残業で再訪する予定にしていますので、続報をお楽しみにお待ちください!?
 ということで、速報版はこれくらいで終わらせていただきます。
 
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おしまい 


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小湊鐵道 里山写真展 中井精也ギャラリートーク

 2017/5/3に上総大久保駅近くの白鳥公民館で開催された中井精也先生のギャラリートークを聴かせていただきました。



 この写真展は小湊鐵道の創業100周年を記念した行事の一環として開催されたのですが、現代社会から取り残された雰囲気を醸し出す小湊鐵道をこよなく愛される中井精也さがこれまでに撮りためられた数々の名作を街の小さな公民館に一挙に展示し、その撮影秘話を紹介していただきました。



 たとえばこの写真は木とその上に浮かぶ雲を見せたかったそうで、そのために低速シャッターにして列車をずらして存在感を薄めたといったような撮影のアドバイスになるようなことから、



 愛娘のひなのさんにモデルを頼んだのに、なかなか思い描いたような歩き方をしてくれず困ったというような苦労話など…、



 わかりやすいだけでなく面白おかしく聴かせていただけるので、あっというまに時間が経ってしまいます!

 ワタクシも見てくれた人に意図が伝わるような写真を撮れるよう頑張ります!



おしまい



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CP+2017 その5 中井精也先生 講演レポート EPSON&Nikon

 CP+の講演レポート第5弾は、EPSONとNikonのブースで開催された中井精也先生の講演についてまとめてレポートさせていただきます。

●EPSON「プロの作品を支えるエプソンのプリンター その作品とプロの裏技をお見せします」

 エプソンでは、プリントすることによって写真を楽しむ方法について講演されました。

 中井精也先生と言えば、鉄道をゆるーい雰囲気で旅情豊かに写し取る「ゆる鉄」が代名詞ですが、こういった写真を撮り始めたキッカケは、鉄道に興味のない普通の趣味の人の部屋に飾ってもらえるような写真を撮りたいと考えられたことなんだそうです。

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 そして、最近はじめられたのがデジタルピンホールカメラ 通称「おもひでカメラ」で、レンズのないカメラが映し出すノスタルジックな世界にハマり、

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 個展まで開催されたのだそうです。

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 この作品をプリントするのに使ったのはSC-PX3Vという機種で、

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 キャンバス生地にプリントした上に、盛り上げ剤を塗り込むことによって油絵のように仕立て上げられたのだとか。

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 レンズキャップに穴を空け、中央に小さな穴を空けたアルミホイルを貼り付けるだけで簡単に撮影できるそうなので、もし良ければ試してみてください!

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 逆光で撮影した時のハレーションや、夕焼けもこんな具合に写し取れるそうですよ。

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 そして、1枚の写真の大きさを876x1242に変更したお気に入りの写真16枚を選び出し、

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 印刷する方向を調整してA4用紙に両面印刷して、

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 ぱたっ、ぱたっ、ぱたっと折り込めば、

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 掌サイズの冊子ができあがってしまうのだそうです!

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 また、最近 中井先生の顔と同じくらいの大きさの小型プリンターが発売されたそうで、

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 先日、撮影旅行でイタリアへ行かれた際に立ち寄った農場の方にその場でプリントしたものをプレゼントしたら、大層よろこばれたのだとか!

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 中井先生曰く、

 『プリントすることによって開ける世界がある!』

 だそうですw
 ワタクシもブロガーイベントに参加させていただいたことがキッカケでEP-10VAを購入してしまったので、モニター上だけでなくプリントして楽しみたいと思います!
 まずはミニ冊子を作ってみることから始めてみようかなw


●Nikon「鉄道写真へのプライド D500で最高の瞬間をおさめる」

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 実はワタクシ中井精也先生の講演をNikonブースでお聞きしたのは初めてでした。
 Nikonでは王道の鉄道写真を前面にだして紹介されるのですね…。

 Nikonのフラッグシップ機は画面の中に捉えた列車が画面の外に消えるまでピントを合わせ続けることができるのが最大の特徴だそうですが、ワタクシ編成写真とかあまり興味ないのですよね…。

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 面白おかしく説明されていたことを聞いているのは楽しかったですが、こんな編成写真の方が見ていて楽しいですw

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 ちなみに、このD500という機種は前機種と比べてAFセンサーの配置面積が増強され、横方向についてはほぼ画面の全域を網羅するくらい拡大され、新幹線が画面の左端に現れてから右端に消えるまでピントを合わせつづけることができたそうですよ!

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 本気の鉄道写真を撮りたい方にオススメだそうです!

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 そして、中井先生の代名詞「ゆる鉄」については、ハンガリーのバラトンフェニヴェシュ軽便鉄道で、

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 こんなゆるーい雰囲気の鉄道旅情を切り取ってきたのだそうです。

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 ワタクシ的には新幹線とかよりゆる鉄の方が良いなぁ…。
 そう改めて感じてしまうNikonでの講演でした…。

つづく



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CP+2017 Sandisk 『毎日エンジョイ! 一日一鉄』 中井精也先生 講演レポート 今年のCP+でイチオシの講演です!!!

 CP+の講演レポート第4弾は、Sandiskで聞いてきた鉄道写真家 中井精也先生の『毎日エンジョイ! 一日一鉄』です。

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 今回のCP+で中井先生の講演の中ではイチオシの内容だったので、もし良ければこのブログを読んでしまうより本日も開催されている会場で直接ご覧になることをオススメします!
 鉄道に興味のない方でもきっと楽しめると思いますよw

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 では、前置きを少し置いたところで講演のレポートを始めますが、会場で見たいと思っている方はホントにこの記事だけは読まないでくださいね!!!



●絶景でなくても、楽しみながら撮ろう!

 中井精也先生が毎日更新を続けられているブログ『一日一鉄』ですが、毎日 鉄道写真を撮影するのは大変だと考えたことはないそうで、絶景ならその光景の中からどこを切り取るのか、ありふれた都会の風景であればいつもとは趣向を変えて撮るようにするなど…、


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 楽しみながら撮ることが大事で、バレンタインデーであれば、ありふれたお菓子を使ってこんな具合に仕上げたり、

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 鉄道模型やお箸を使ってこんな具合に撮ったりされているのだそうです。

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 そして、このあたりから中井先生のストッパーが外れてしまったみたいで、たまプラーザ駅の「吉野屋」で牛丼ではなくビーフステーキを食べたことや、

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 大井川鐵道のトーマスのSLを変顔で撮ったこと、

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 四国の誇る0系新幹線をゆるカッコよく撮ったことなどを面白おかしく話していただけました。

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 極めつけは、若かりし頃に作られていたトレインブックを眺め返してみると…、

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 なんと黒いマジックで電車を塗りつぶした偽装写真まであったのだとかw

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 そして、これは鉄道雑誌に写真を投稿し始めた頃の自撮り写真なのそうですが、

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 どこかの国の指導者にそっくりですねwww

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 ちなみに、このころから作風は変わっておらず、画面の片隅にしか列車が写っていない写真を撮っていたのだそうです!

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●中井流 写真のバックアップ術

 では、ここからは真面目に中井精也先生がSandiskの製品を使い、どうやって大切な写真データを管理されているのか説明させていただきます。
 なんでも…

 1、手持ちカバン  エクストリーム510
 2、カメラバック  エクストリーム900
 3、トランク    エクストリーム900

 旅先では毎日ホテルへ戻る度に3箇所に分散してデータを保存されているだけでなく、SDカードに保存されたデータも消去せずに保管することによって4箇所に分散保管されており、

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 万が一、盗難に遭ったとしても可能な限りデータの紛失を防止しているのだそうです!
 最もコンパクトなエクストリーム510についてはパスポートと一緒に持ち歩くなど、

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 プロとして写真の保存は最新の注意を払っているのだそうです。



 あ、そうそう…、

 プレゼンの最後に『一日一鉄』の名作写真を紹介する動画を紹介していただけたのですが、そのときにかかっていた曲は…、



 中井先生のこよなく愛する人気アニメ「アイドルマスター」のM@ster Pieceでしたw



 ちなみに、Masterpieceを和訳すると「傑作」となるのですが、この動画の中で紹介された写真はどれも中井先生の珠玉の一枚だらけの傑作でしたのでお見逃しなく!!!

つづく



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CP+2017 SONY 『歴史と浪漫を追いかけて イタリアで出会った鉄道風景』 中井精也先生 講演レポート

 CP+の講演レポート第3弾は、ソニーブースで聞いてきた鉄道写真家 中井精也先生の『歴史と浪漫を追いかけて イタリアで出会った鉄道風景』です。

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 この旅で中井先生が使用された機材はAマウントのフラッグシップ機 α99 MarkIIで、裏面照射型4,240万画素のフルサイズセンサーが搭載されている上に、秒間12コマの高速連写が可能となっていることが最大の特徴なんだそうです。

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●ミラノ中央駅でイタリア版新幹線を撮影!

 まず、この旅で最初に向かわれたのはミラノ中央駅だったそうですが、ヨーロッパの駅ってやつは日本の駅と違って荘厳な趣を醸し出しているのですね…。
 駅と言うより、教会のように見えます!

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 そして、これがイタリアの新幹線で、左側が通称フェラーリ特急と呼ばれている民間の列車、右側が日本のJRに相当する国鉄が運営する列車なんだそうですが、

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 フェラーリ特急と呼ばれる深紅の色合いはカッコ良いですね〜
 こういった暗めの場所でも、α99 MarkIIのAFはばっちりと機能してくれたそうです。

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 ちなみに、編成写真を撮影するときは少し低めのポジションから側面を含めて撮るようにすると良いのだとか…。

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 しかし、イタリアって国はスナップ写真も絵になりますねぇ…。

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 こういったスナップ写真は構図を決めて絵になる人が通りがかるのを根気よく待ち続けるのがコツだそうですよ!


●フィレンツェ近郊 Direttissimaで時速300kmオーバーの新幹線を激写!

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 イタリアの新幹線は日本と違ってフェンスなどの障害物の高さが低く、すぐそばまで近づくこともできるのだそうです。

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 ここで時速360kmものスピードで走り抜けるフェラーリ特急を連写で撮影されたのだそうですが、α99 MarkIIなら全カット問題なく撮れていたそうです!

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 しかし、流し撮りで撮ったフォルムはすごくカッコ良いですねぇ〜

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 ちなみに、こういった流し撮りをする時は望遠レンズで遠目の場所から撮るのがコツなんだそうですが、ズームさせながら流し撮りされたこのカットも疾走感があってスゴイですね!

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 しかし、イタリアならではの苦労もあるそうで一見なんてことはない草原に見えても、

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 実はぬかるみだらけで靴が泥だらけになるような場所だったそうで、

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 日本と違ってレンタカーの車内を汚しすぎると高額なクリーニングを請求されるため、ゴミ袋を足に巻き付けながら撮影されたのだそうですよw

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 黄金色に焼けた夕焼けも見事なもんです…。

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●サルディーニャ島でゆる鉄を撮影!

 そして、中井精也先生の代名詞とも呼べるゆるーい雰囲気のローカル線を撮影するために向かわれたのが、高級リゾート地としても知られるサルディーニャ島のカリアリで、

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 美瑛のような丘陵地帯をのんびりと走るローカル線の姿は絵になりますね…。

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 ちなみに、このサルディーニャ鉄道の主な利用客は地元の学生さんだそうで、

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 最初は緊張した面持ちの学生さんも中井先生が変顔をして場の雰囲気を和ませると、一瞬にして打ち解けた雰囲気になったのだそうですw

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 夜景の写真なんかは鉄道模型が走っているみたいですね!

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●雨のミラノ慕情

 旅の最後にミラノへ戻ると生憎の雨模様だったのだそうですが、中井先生にかかれば雨も旅情を醸し出すアクセントになってしまいます。

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 雨が降ってしまうと撮影を断念してしまいがちですが、水たまりによる反射が絵になるのですね…。

 しかし、イタリアという国は油断のならない国だったそうで、後ろに芝生があることを確認し安心して座っていたら…、
 
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 危うく機材一式の入ったカメラバッグを盗まれそうになってしまったのだそうです… ( ̄。 ̄;)

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 中井先生はSandiskのSSDで大事な写真データをバックアップしながら旅を続けられているそうですが、大事な写真データを盗まれずに良かったですねw
 ということで、次回のレポートは中井先生のSandiskでの講演をお届けする予定です。

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 この講演はかなりテンションあげあげで、鉄道に興味がない方が見ても楽しめると思うので、もし良ければ会場で見てみてください!

つづく



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CP+2017  Beautiful TRAIN Journey 美しき日本の鉄道風景 中井精也 講演レポート

 今年も横浜の街で、年に一度のカメラの祭典cp+が開催されました。
 前年度に引き続き、2017年も写真家の先生方の講演を中心に、まずはソニーのブースで開催された鉄道写真家 中井精也先生の『Beautiful TRAIN Journey 美しき日本の鉄道風景』からレポートさせていただきます。

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●想い出の大カーブ JR小海線

 ここは有名な撮影ポイントだそうで、こんな写真を見せつけられたら撮りに行きたくなりますね…。

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 今、行けばきっと雪景色なんでしょうね。
 先日は霧ヶ峰に行ってきましたが、週末の予定が空いたらちょっと行ってこようかな…。
 そう思っちゃいましたw


●夏を追いかけて 秋田のローカル線
 
 こちらもまた中井精也先生らしい絶景ですねー。

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 こうやってレイルマン構図でどこに被写体を置くと収まりがよくなるのか、図解しながら説明していただけるので中井精也先生の講演は見ていて勉強になるのですが、

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 スライドにないことでも聞いていると大きなヒントとなりそうなお話を聞かせていただけるのでメモをとるのが大変ですw
 この写真については『海からブナが生えている』イメージで撮られたのだそうですが、撮影に出かける前からどんな絵を撮りたいのかイメージしてでかけるのが大事なんだそうですよ!

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 そして、理想的な位置でペルセウス座流星群の流れ星が流れるまで徹夜して撮影することになってしまったことなどを、面白おかしく聞かせてくれる話術も大したもんです。
 ワタクシもプレゼンで人前で話す機会があるので、あの話術を見習いたいなぁ…。


●ただいま、はじめての街 JR八戸線

 ここで紹介された写真は昨年発売されたFE70-200のGMレンズで撮影されたそうです。
 このレンズはボケ具合が見事で、毎年7月7日に開催されるお祭りの様子を捉えてみそうですよ。

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●もっとも美しい一瞬を 秋田新幹線こまち号

 秋田新幹線を撮るのに使った機材は2016年末に発売されたAマウントのフラッグシップ機α99 Mark2で撮影されたのだそうです。

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 ソニーのカメラで中井精也先生が列車の編成写真…それも新幹線を撮られる時代がついにやってきたみたいですね…。
 上の写真は列車が通過する前に、画面右下の線路にピントを合わせる置きピンと呼ばれる方法で撮影されたのだそうですが、一眼レフ機と違って こうやって拡大しながらピントの具合を確認できるのが非常に便利なんだそうですよ。

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●夢いろの列車 TRAIN SUITE 四季島

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 四季島は現在 試運転中の車両だそうで、いつ試験走行するかわからないため撮影するのに苦労されたのだそうです。
 そして、前面のガラスが逆に反り返っているのが大きな特徴で、この写真は失敗例なんだそうですが、前面ガラスに映った線路をヒントに、

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 こんな作品に仕上げられたのだそうです!

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 これぞプロの技ですねー
 

●霧が晴れた 北海道 釧路近辺

 ここでは50mmの画角のレンズを中心に撮影されたそうで、朝霧がかかっていたために普段なら望遠レンズで撮ろうとしていたところを50mmのレンズで列車を待ち構えていたところ、

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 始発列車がやってきたタイミングで朝陽を浴びた朝霧がみるみるうちに晴れていき、こんな幻想的な光景を捉えることに成功したのだそうです!

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 15分後に次の列車がやってきたころには朝霧は晴れ渡ってしまったそうで…、強運の持ち主なんですねw

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 そして、個人的に一番ビックリしたのがこちらの写真です。
 この写真…、ワタクシが昨年末に雪景色を撮影した構図とほぼ同じなんですよ!!!

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 いやー、ビックリしたなー。
 ワタクシは夏に中井精也先生との撮影旅行でこの場所へ行き、



 雪景色を撮影すると固く決意して撮りにいったのですが、まさか先生も同じ場所へ撮りに行かれていたとは思いませんでした…。



 北海道ってどこでも雪景色を見れると思っていたのですが、この場所が一面雪景色になるのは珍しいらしいですね…。
 ワタクシもこのときは運を持っていたようですw

 そして、前ボケを加えてこんな風に撮ったりされたそうですが、

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 ワタクシがここで別バージョンを撮影したのはこんな感じです。





 あと、この写真も見事だなぁ…。
 いつかこんな写真を撮ってみたいです…。

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●てつたび 名場面

 最後に、NHK BSで放送されている「てつたび」の名場面がいくつか紹介されたのですが、

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 秋の紅葉と雪の富士山のバランスが絶景ですよね…。
 見とれてしまいます!!!

つづく



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鉄道写真家 中井精也先生と行く北海道 釧網本線撮影の旅 〜ユルくないマジな撮影旅行だった〜



 3泊4日で開催された『鉄道写真家 中井精也先生と行く北海道 釧網本線 撮影の旅』に参加させていただきました。



 NHKの「てつたび」やTBS系列の「ヒルナンデス」などで人気の中井精也先生の作品は、ゆる〜い雰囲気の漂うローカル線を旅情豊かに表現するのが特徴で、今回は北海道の道東地域にある釧網本線や根室本線、石北本線の撮影ポイントへ案内していただき、構図や撮影テクニックなどを教わりながら撮影してみました。

 まず最初に向かったのは根室本線の音別駅周辺で、5月の終わりになってようやく新緑に染まり始めた草原や雰囲気のある鉄橋を駆け抜ける列車を撮影したり、







 青春18切符のポスターに採用された写真の撮影された根室本線の厚岸湖畔で、湖の彼方からやってきて原野の果てに去りゆく列車をこんな具合に撮ってみました。







 そして、石北本線の常紋峠では新緑に包まれた森の中のS字カーブを駆け抜けてくる列車を撮ることになったのですが、なんでもここはSLが現役だった頃から名の知れた撮影ポイントで、峠の登り坂をモクモクと煙をあげながら走るSLの勇姿はそれは見事だったのだとか…。
 今でも列車の天井をよく見てみれば、エンジンからゆらゆらと立ち上る陽炎が見えているんですよ!





 ちなみに、タイトルが『釧網本線の旅』なのに根室本線や石北本線まで出張しているのは、その日の天気や霧といった気象条件によって最適な撮影ポイントを中井精也先生が選んでくださったからです。
 北海道に到着して最初に訪れた撮影ポイントが釧網本線ではなく、根室本線だったことには少しビックリしましたけどね。

 他にも、釧網本線の塘路湖畔にあるサルボ展望台やシラルトロ沼を臨む高台から望遠レンズで狙ってみたり、





 釧網本線の札弦駅付近や、



 石北本線の緋牛内駅付近で撮ることになったのですが、



 札弦と緋牛内の2箇所については中井精也先生が現地で探し出された撮影ポイントで、車で2〜3箇所まわっただけでこれだけの場所へ案内してくださったのです。
 中井精也先生は国内でも海外でも撮影に出かける前にGoogleMapで事前に撮影ポイントを調べられているそうなのですが、GoogleMapだけでこれだけの場所を見つけられるのは凄いなぁ…。

 プロの鉄道写真家がどうやって撮影ポイントを探し出し、どこに着目して撮影するのか…

 中井精也先生の本気を垣間見せていただいたように思います。





 ということで、中井精也先生との撮影旅行はホントに楽しくて、あっという間に4日間が過ぎ去ってしまったのですが、旅行としてはちょっと普通じゃないです。

 なんせ毎日 朝5時にはホテルを出発して撮影ポイントに陣取り、食事と言えば夕食以外はほぼコンビニで調達することになります。



 近くに名物があれば美味しい「かきめし弁当」を食べることができたりもしますけどねw



 そして、軽い山登りもあったりするなど、



 ゆる〜い絵面とは正反対の大変さがありますが、



 それもこれも中井精也先生の「本気で撮影を楽しんでもらいたい」という気持ちの表れではないでしょうか!?




 ということで4回に分割してレポートした釧網本線の撮影旅行を1本の記事にまとめさせていただきました。

 ちなみに、次回の撮影旅行は2016年10月にスイスで開催される予定となっており、現在は参加者を募集中だそうです。
 興味のある方は中井精也先生のブログ「一日一鉄」のこの記事をご覧ください。
 ※募集の締め切り 2016/9/15まで   

 残念ながらワタクシは9日間も会社を休めそうにないので参加することは難しいのですが、他にも撮影旅行を企画中らしく、そちらの方へは可能な限り参加させていただくつもりです!

 最後になりましたが、中井精也先生や関係者の皆様、北海道では色々とお世話になり本当にありがとうございました!
 

 鉄道写真家 中井精也先生と行く北海道 釧網本線撮影の旅

おしまい

※ 今回の撮影旅行については自腹で参加させていただきました。 


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