M氏と8合目で別れ、A氏とワタクシは頂上を目指して歩き始めました。
しかし、このあたりからワタクシの体調にも異変が起こり始めていたのです…。
「うう、なんか頭が痛くなってきた…気がする…」
典型的な高山病の症状があらわれはじめていたのです…。
しかし、もはや原因をつきとめることは不可能なのですが、この症状は高山病ではなかったのかもしれません。
理由は後で説明します。
こうして体調に異変を感じつつも、頂上へむけて歩きはじめたのですが…、
いっこうに頂上へ到着しません (゜ーÅ)
「おかしい…」
「須走口なら8合目を出発して、このペースで歩いてたらとっくに頂上に着いているハズなのに!」
さすがに弱音も吐きたくなります…。
しかも、いつもと違った歩き方をしたせいか左足のかかとが靴擦れになってしまい、一歩左足を進めるたびに、ズキズキ痛みを感じるような有様だったのです…。
それでも、気力を振り絞り、重い足取りで一歩ずつ歩みを進めていたところ、ついに…、
頂上まであと300メートル
という標識を目にすることができたのです!
ぶっちゃけ…、
この標識がなかったら、頂上まであと一息というところで引き返していたかもしれません…。
それくらいギリギリの体調にまで追い込まれていたのですよ (゜ーÅ)
そして、残った気力を振り絞り、なんとか山頂へ登頂することに成功したのでした!!!
しかし、朝5時に5合目を出発し山頂に到着したのは…、
すでに16時を回っていたのでした…。
11時間も登っていたのか…。
御殿場口からの登山はなめちゃダメですね…。
つづく
※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
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