今年も横浜の街で、年に一度のカメラの祭典cp+が開催されました。
前年度に引き続き、2017年も写真家の先生方の講演を中心に、まずはソニーのブースで開催された鉄道写真家 中井精也先生の『Beautiful TRAIN Journey 美しき日本の鉄道風景』からレポートさせていただきます。
●想い出の大カーブ JR小海線
ここは有名な撮影ポイントだそうで、こんな写真を見せつけられたら撮りに行きたくなりますね…。
今、行けばきっと雪景色なんでしょうね。
先日は霧ヶ峰に行ってきましたが、週末の予定が空いたらちょっと行ってこようかな…。
そう思っちゃいましたw
●夏を追いかけて 秋田のローカル線
こちらもまた中井精也先生らしい絶景ですねー。
こうやってレイルマン構図でどこに被写体を置くと収まりがよくなるのか、図解しながら説明していただけるので中井精也先生の講演は見ていて勉強になるのですが、
スライドにないことでも聞いていると大きなヒントとなりそうなお話を聞かせていただけるのでメモをとるのが大変ですw
この写真については『海からブナが生えている』イメージで撮られたのだそうですが、撮影に出かける前からどんな絵を撮りたいのかイメージしてでかけるのが大事なんだそうですよ!
そして、理想的な位置でペルセウス座流星群の流れ星が流れるまで徹夜して撮影することになってしまったことなどを、面白おかしく聞かせてくれる話術も大したもんです。
ワタクシもプレゼンで人前で話す機会があるので、あの話術を見習いたいなぁ…。
●ただいま、はじめての街 JR八戸線
ここで紹介された写真は昨年発売されたFE70-200のGMレンズで撮影されたそうです。
このレンズはボケ具合が見事で、毎年7月7日に開催されるお祭りの様子を捉えてみそうですよ。
●もっとも美しい一瞬を 秋田新幹線こまち号
秋田新幹線を撮るのに使った機材は2016年末に発売されたAマウントのフラッグシップ機α99 Mark2で撮影されたのだそうです。
ソニーのカメラで中井精也先生が列車の編成写真…それも新幹線を撮られる時代がついにやってきたみたいですね…。
上の写真は列車が通過する前に、画面右下の線路にピントを合わせる置きピンと呼ばれる方法で撮影されたのだそうですが、一眼レフ機と違って こうやって拡大しながらピントの具合を確認できるのが非常に便利なんだそうですよ。
●夢いろの列車 TRAIN SUITE 四季島
四季島は現在 試運転中の車両だそうで、いつ試験走行するかわからないため撮影するのに苦労されたのだそうです。
そして、前面のガラスが逆に反り返っているのが大きな特徴で、この写真は失敗例なんだそうですが、前面ガラスに映った線路をヒントに、
こんな作品に仕上げられたのだそうです!
●霧が晴れた 北海道 釧路近辺
ここでは50mmの画角のレンズを中心に撮影されたそうで、朝霧がかかっていたために普段なら望遠レンズで撮ろうとしていたところを50mmのレンズで列車を待ち構えていたところ、
始発列車がやってきたタイミングで朝陽を浴びた朝霧がみるみるうちに晴れていき、こんな幻想的な光景を捉えることに成功したのだそうです!
15分後に次の列車がやってきたころには朝霧は晴れ渡ってしまったそうで…、強運の持ち主なんですねw
そして、個人的に一番ビックリしたのがこちらの写真です。
この写真…、ワタクシが昨年末に雪景色を撮影した構図とほぼ同じなんですよ!!!
いやー、ビックリしたなー。
北海道ってどこでも雪景色を見れると思っていたのですが、この場所が一面雪景色になるのは珍しいらしいですね…。
ワタクシもこのときは運を持っていたようですw
そして、前ボケを加えてこんな風に撮ったりされたそうですが、
ワタクシがここで別バージョンを撮影したのはこんな感じです。
あと、この写真も見事だなぁ…。
いつかこんな写真を撮ってみたいです…。
●てつたび 名場面
最後に、NHK BSで放送されている「てつたび」の名場面がいくつか紹介されたのですが、
秋の紅葉と雪の富士山のバランスが絶景ですよね…。
見とれてしまいます!!!
つづく
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでchawan_twittをフォローしよう!
Follow @chawan_twitt