CP+の講演レポート第5弾は、EPSONとNikonのブースで開催された中井精也先生の講演についてまとめてレポートさせていただきます。
●EPSON「プロの作品を支えるエプソンのプリンター その作品とプロの裏技をお見せします」
エプソンでは、プリントすることによって写真を楽しむ方法について講演されました。
中井精也先生と言えば、鉄道をゆるーい雰囲気で旅情豊かに写し取る「ゆる鉄」が代名詞ですが、こういった写真を撮り始めたキッカケは、鉄道に興味のない普通の趣味の人の部屋に飾ってもらえるような写真を撮りたいと考えられたことなんだそうです。
そして、最近はじめられたのがデジタルピンホールカメラ 通称「おもひでカメラ」で、レンズのないカメラが映し出すノスタルジックな世界にハマり、
個展まで開催されたのだそうです。
この作品をプリントするのに使ったのはSC-PX3Vという機種で、

キャンバス生地にプリントした上に、盛り上げ剤を塗り込むことによって油絵のように仕立て上げられたのだとか。
レンズキャップに穴を空け、中央に小さな穴を空けたアルミホイルを貼り付けるだけで簡単に撮影できるそうなので、もし良ければ試してみてください!
逆光で撮影した時のハレーションや、夕焼けもこんな具合に写し取れるそうですよ。

そして、1枚の写真の大きさを876x1242に変更したお気に入りの写真16枚を選び出し、
印刷する方向を調整してA4用紙に両面印刷して、
ぱたっ、ぱたっ、ぱたっと折り込めば、
掌サイズの冊子ができあがってしまうのだそうです!
また、最近 中井先生の顔と同じくらいの大きさの小型プリンターが発売されたそうで、
先日、撮影旅行でイタリアへ行かれた際に立ち寄った農場の方にその場でプリントしたものをプレゼントしたら、大層よろこばれたのだとか!
中井先生曰く、
『プリントすることによって開ける世界がある!』
だそうですw
ワタクシもブロガーイベントに参加させていただいたことがキッカケでEP-10VAを購入してしまったので、モニター上だけでなくプリントして楽しみたいと思います!
まずはミニ冊子を作ってみることから始めてみようかなw
●Nikon「鉄道写真へのプライド D500で最高の瞬間をおさめる」
実はワタクシ中井精也先生の講演をNikonブースでお聞きしたのは初めてでした。
Nikonでは王道の鉄道写真を前面にだして紹介されるのですね…。
Nikonのフラッグシップ機は画面の中に捉えた列車が画面の外に消えるまでピントを合わせ続けることができるのが最大の特徴だそうですが、ワタクシ編成写真とかあまり興味ないのですよね…。

面白おかしく説明されていたことを聞いているのは楽しかったですが、こんな編成写真の方が見ていて楽しいですw
ちなみに、このD500という機種は前機種と比べてAFセンサーの配置面積が増強され、横方向についてはほぼ画面の全域を網羅するくらい拡大され、新幹線が画面の左端に現れてから右端に消えるまでピントを合わせつづけることができたそうですよ!
本気の鉄道写真を撮りたい方にオススメだそうです!
そして、中井先生の代名詞「ゆる鉄」については、ハンガリーのバラトンフェニヴェシュ軽便鉄道で、

こんなゆるーい雰囲気の鉄道旅情を切り取ってきたのだそうです。


ワタクシ的には新幹線とかよりゆる鉄の方が良いなぁ…。
そう改めて感じてしまうNikonでの講演でした…。
つづく
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