北海道の美瑛町にある青い池の写真がApple製品の壁紙に採用されたことで世界に名を馳せられたケント白石さんが、オンラインサロン Synapseで開講されている科学的写真術講座 〜世界に発信しよう〜で開催されたオフラインイベント『撮影&プリント講座合宿』に参加させていただきました。
今回は「撮影時の空気や風などといった雰囲気を感じたまま出来るだけ正確に再現するため、撮影した光景の記憶が色褪せないうちにプリント作品まで仕上げる」といったコンセプトで、ケント白石さんが経営される宿「てふてふ」に3泊4日の日程で宿泊し、撮影から現像、印刷まで手取り足取り教わりながら行いました!
では、合宿の内容をざっと簡単に説明させていただきます。
●撮影
今回の合宿は11月初旬に開催されたのですが、この時期の美瑛は見事に紅く染まった落葉松の秋景色を楽しめるだけでなく、
夜中のうちに雪が降り積もれば、翌朝にはアップルの製品で見たことのある青い池の絶景を目の当たりにすることが出来ます!
個人的にはこの景色を見ることができただけでも合宿に参加した甲斐があったかなw
では、ワタクシが撮影した写真の中から何枚か紹介させていただきます。
前回の夏合宿では、朝から晩まで美瑛の丘陵を駆け巡り撮影に明け暮れていた印象がありますが、今回は撮影については朝食前の早朝と夕食後の青い池のライトアップに絞られています。
他にも紹介させていただきたい写真はあるのですが、それについては別の記事で紹介させていただきます。
●現像
次に、現像についてですが、まず受講生自身がプリントしたい写真を選び出し、ケント白石さんが実際に作品を創作されているパソコンを使ってつきっきりで現像のレクチャーを受けました!
実は、我々はSynapseの動画講座などで現像テクニックを教わってはいるのですが、自分の撮った写真を現像していただくと見違えるように変わりますね…。
現像のテクニックだけでなく、着眼のコツまで教えていただけるので非常に勉強になりました。
ちなみに、ワタクシが自分で現像した写真はこちらで、
ケント白石さんに現像していただくと、こんな感じに産まれ変わってしまいました!
●印刷
最後は印刷です。
なんとこの講座を開催するため、ケント白石さんは新品のプリンター EPSON SC-PX7V2を購入されたのだそうです!
しかし、新品のプリンターといえども調整しなければプリントされる色には微妙な差分があり、モニターで表示されている色がそのままプリントされるワケではないのだそうです…。
それを補正するためには専用の装置を使ってマッチングする必要があるのですが、ケント白石さんはその装置を購入されており、その調整方法まで教えていただけました!
そして、調整されたプリンターを使ってプリントした作品を額装し、
自分のサインを書き入れ、
想い出のフォトスタンドが完成したのでした!
●感想
前回の夏合宿もそうでしたが…、『濃厚な写真漬けの4日間』であっという間に時間が流れてしまったというのが正直な感想ですね!
なにからなにまで教えていただき、本当にありがとうございました。
では、ここからは自主的にSynapseの講座の宣伝をさせていただきます。
Synapseのオンライン講座では、ケント白石さんだけでなく、ナショナルジオグラフィックの2016年Nature部門で第一位を獲得された井上浩輝さんが講師を務められ、
受講生の撮影した写真の講評や現像テクニックの講座など、オンライン上での講義が精力的に繰り広げられているだけでなく、オフラインでも年に数回 美瑛で合宿が企画されたり、東京や福岡、札幌などで写真の講評会などが開催されています。
月々3,.240円で受講できるので、もし良ければ我々と一緒に学びませんか!?
受講生の中には、すでに著名な賞を受賞されたり、ナショナルジオグラフィックのDailyDozenに選出された方もおり、そういった方々の作品をオンライン講評で見るだけでも勉強になりますよ!

https://synapse.am/contents/monthly/KentShiraishi2017
つづく
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