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BenQさんからお借りしている4KカラーマネジメントディスプレイSW271のレビューです。
今回はこんな感じでレポートさせていただきます。


 ●設置
 ・簡単組み立て
 ・入出力端子と縦横画面切り替え

 ●Lightroomで現像してみた
 ・画面の広さと解像感が良いね
 ・sRGB、adobeRGB、モノクロの切り替えが便利!



●設置
・簡単組み立て
 SW271を購入された方が最初にビックリすることは間違いなく、梱包箱の大きさですね!

 ワタクシの愛車プリウスだと後部座席を倒さなければ入りませんw
 BenQの場合は量販店で購入される方はいないでしょうから問題にならないかと思いますが、覚悟してくださいねw

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 箱を開けるとこんな感じで、ディスプレイとスタンド以外に遮光フードと各種ケーブル(HDMI、Display Port、USB-C、USB3.0)の入った箱が同梱されているので、接続ケーブルの類は購入する必要はありません。

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 そして、ディスプレイの組み立ては簡単で、まずはスタンド部とアーム部をネジ固定して、ディスプレイ部をアーム部に差し込み、

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 あとは、遮光フードをパチッバチっと組み上げれば終わりなので、15分あれば準備は完了です!
 遮光フードは横画面用と縦画面用の2種類が標準で同梱されているのは見逃せません!

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・入出力端子と縦横画面切り替え

 背面の入力端子は左から、専用モード切り替え端子、HDMI2.0 2端子、ディスプレイポート1.4 1端子、USB Type-C 1端子、USB3.0 1端子!ヘッドフォンジャックと豊富に揃っており、左側面にはSDカードスロットと、USB3.0 2端子まであります!

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 そして、画面の稼働範囲も上下、回転と大きく動くだけでなく、縦横に回転させることもできます!
 残念ながら表示を切り替えるのは手動となってしまいますが、タブレット端末ではないですから方向を感知するセンサーも搭載されていませんし致し方ないといったところでしょう。

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 最後に、パソコンと接続しx-rite社から販売されているディスプレイキャリブレーターi1 display Proで色味を調整すれば準備は完了です!

 BenQのカラーマネジメントディスプレイにはキャリブレータ−は内蔵されていないため、別途 約3万円程度で購入できる他社製のキャリブレーターを購入する必要がありますが、BenQが専用のツールを無料配布しておりポチポチっと設定すれば約15分ほどでキャリブレーションは終了します。
 その間はテレビを見たり、家事をこなしていれば気付けば終わっているので、それほど時間をロスすることもないかと思われます。

 なによりカラーマネジメントディスプレイを2台並べて使う場合などは共用できますし、他社製のモニターやノートパソコンなどもキャリブレーションすることができるので、別売りというのは悪いことばかりではないのでしょうか!

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●Lightroomで現像してみた
 早速、このディスプレイを以前から使用していたBenQ SW2700PT(27inch WQHD 2560x1400ディスプレイ)の横に並べて見ましたが、やはり良いですね〜!
 まず、同じキャリブレーターで同時にキャリブレーションすれば同じ色味で画像が表示されますし、片側に現像前の写真を表示させながら、もう片方で現像すれば違いを比較しながら作業することもできます。
 複数パターンの現像をした場合には、見比べることもできますね!

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 4Kの解像度があるのでサムネイル表示させたときに表示できる写真の量も多いですし、

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 中井精也さんの五能線撮影ツアーで撮影したこの写真を4K解像度に現像して表示させると、4Kディスプレイの方は新緑の木々の葉が精細に解像されているのです!
 解像度を合わせて現像しているので当たり前と言えば当たり前なのですが、4K テレビなどに写真を表示させることを考えるとその意義は大きいかと思われます。

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 また、カラー表示をAdobe RGB、sRGB、モノクロにワンボタンで切り替えるスイッチも標準装備されていますので、ワタクシの場合はプリントする作品を現像する時にはAdobe RGB、webに掲載する作品を現像する場合にはsRGBに切り替えて使っていました。
 そして、モノクロボタンを使えば簡単にモノクロにした方が雰囲気がでる作品を簡単に選ぶこともできるので、このモード切替スイッチの中では一番つかっているボタンかもしれません。


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 SW271 まぢでオススメです!
 次回は、このSW271を富士フォトギャラリー銀座で2018/6/8〜14に開催した写真展「輝きの瞬間」で、スライドショーを流すディスプレイとして活用してみたレポートをお届けします。

 お楽しみに!

つづく

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