chawanのたわごと

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富士山 登山 2014年

富士山登山 2014年 #13 まとめ

 富士山登山 2014年 最終回は、これから富士山へ登ろうとする方へのワタクシからのアドバイスを簡単にまとめてみました。


●スケジュール

 まず、スケジュールについてですが…。
 今回、ワタクシが挑んだような深夜に登り始めてご来光を眺める『弾丸登山』は正直オススメできません。



 ご来光を目的とするなら、山小屋で仮眠するような日程を組むのが良いでしょう。
 山頂に立ってみたいだけなら、朝6時前に登り始めれば夕方18時くらいには下山することができると思います。
 その人の体力次第ではありますけどね。

 ただし、どんなに体力に自信があったとしても、7〜8合目あたりからは高山病にかかる可能性があります。
 高山病にかからないようにするには酸素の薄い場所に身体を慣らすのが良いらしいので、ゆっくり登る方がよいかもしれません。

 なんにせよ余裕をもったスケジュールで登山した方が良いと思います。
 

●オススメの登山道具

 登山にあたり準備した方が良いモノは、


 ・防寒具(夏でも山頂は冷え込みます)
 ・登山靴(スニーカーでも可)
 ・雨具(富士山は天候が変わりやすい)
 ・軍手
 ・タオル
 ・日焼け止め
 

 といったところでしょう。

 「ストック」があれば腰をかがめなくても手をついて登れるような感覚となります。

 そして、「防寒具」については富士山の山頂は真夏の真昼でも気温が15℃程度にまでしかあがりません。
 天候が悪かったり、気温の下がった早朝はかなり冷え込むので気をつけてください。

 あとは、



 ・日焼け止め
 ・スパッツ



 などを準備しておくと良いでしょう。
 ワタクシ今年は下山時に顔を日焼けしてしまって、1週間くらい顔を真っ赤にしながら会社へ出社する羽目になってしまいましたので…。

おしまい



 ポチっと一押ししていただけるとウレシイです m(_ _)m

富士山登山 2014年 #12 吉田口 

 昨夜、吉田口の登山口に到着した時は人気も少なく真っ暗でなにもみえませんでした。



 昼間の登山口の様子は…、



「す、、、すっげー人で混雑してる…」

 老若男女だけでなく、国籍を問わず人であふれかえっていたのでした。
 さすが人気ナンバー1の登山口ですね!

 中には…、



「山頂まで登る気ないだろう…」



 って軽装の人もいたりするんですけどね。

 ということで、『ヤマノススメ』 第2期で描かれそうな建物の写真を何枚か撮ってみたのですが、







 この銅像なんかいかにも登場しそうな気がしませんか!?

つづく



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富士山登山 2014年 #11 下山

 ぢつはワタクシ2008年以来6年連続で富士山に登りつづけていますが、高山病にかかったり寒さで体調を崩したり…一度として万全の体調で山頂にたどりついたことはないかもしれません…。

 あとは…、



「年齢のせいもあるかなぁ…」



 一睡もせず徹夜で歩き続けるのは厳しい年齢になってしまったのかもしれません…。



「来年、ご来光を拝むなら、山小屋に宿泊することも考えないとな…」



 そんなことを考えつつ、寒気と吐き気に耐えながらゆっくりと下山を開始したのでした。



 思うように動かない身体を気力を振り絞って動かし、時には道ばたで横になって仮眠したり、
 


 人気の少ない雲に包まれた下山道をゆっくり歩きつづけ、



「おおぅっ! 麓に河口湖が見えてきたっ!」



 一列になって登りはじめた団体の登山客の脇をすり抜けつつ、



 やっとの想いで登山口にたどりついたのは、下山をはじめて7時間半後のことでした…。



「んーむー…」
「今年も登りより、下りに時間がかかってしまったか…」



 普通の人は下りの方が圧倒的に早いのですが、ワタクシの場合は登りで力を使い果たすケースが多い模様です… orz 


 
  ●往路 登り 約6時間

  2250 登山開始
  2400 花小屋 着

  2420 花小屋 発
  0135 太子館 着

  0155 太子館 発
  0310 富士山ホテル第一 着

  0325 富士山ホテル第一 発
  0430 9合目 着

   ご来光撮影

  0450 9合目 発
  0550 山頂 着


  ●復路 下り 約7時間30分

  0640 山頂発
  0735 本8合目着

  0850 本8合目発
  0940 7合目 道中 着

  1030 7合目 道中 発
  1100 7合目 道中 着

  1130 7合目 道中 発
  1215 7合目 公衆トイレ 着

  1300 7合目 公衆トイレ 発
  1410 下山
 

つづく



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富士山登山 2014年 #10 山頂にて一休み

 約6時間ほどかけてようやく山頂にたどりついたものの、一睡もせずに歩き続けたせいかすでに気力の方が限界でした…。



 浅間大社の近くで横になった途端に襲ってきた睡魔にあらがえず、目をつむると同時に意識を失ってしまったのですが…、



「さむぅっ!!!」



 ものの10分も経たないうちに目が覚めてしまったのです…。
 防寒具として持参してきたスキーウェアはすでに羽織っていたのですが、どうにも寒気がとまりません…。

 登りはじめてすぐに雨に降られ、濡れた身体のまま登山を続けた上にご来光を眺めている内に身体が冷え切ってしまったことも一因であったのかもしれません。



「ダメだっ、眠気の方もキツイけど寒気に耐えられないから歩いて身体を暖めるか…」



 そう決意して立ち上がり、標高3,776メートル 日本最高峰である剣が峰の方に向けて歩き始めたのですが、



「うぉっ、目眩が…、しかも、吐き気までしてきた…」

「………」

「ダメだっ、今回はここで引き返そう…」
 


 苦渋の決断を下さざるをえませんでしたとさ…。

つづく



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富士山登山 2014年 #9 山頂!



 9合目付近からのご来光を目に焼き付け、



 あと少しとなった山頂を目指して再び登りはじめたのですが…、



「さ、、、さむい…」



 約30分ほどご来光を眺めていた影響かすっかり身体が冷え切ってしまったのでした…。



「登りはじめたらすぐに身体は温まるさぁ…」



 そう思っていたのですが…、いつまでたっても身体の震えはとまりません。
 そして、ご来光を見れたおかげで気が抜けてしまったのか…、思うように身体が動かなくなってしまったのです…。

 薄くなった空気の影響で少し歩くだけでもぜー、ぜーと息が切れ、鉛のように重くなった脚を気力だけで一歩ずつ進め続けていると、



「山頂の鳥居が見えてきたっ!」
「ラストスパートォッ!!!」

 残る力を振り絞って登りつづけ、



「とーちゃーーーくっ!」



 ついに山頂にたどり着いたのでしたw


 ●往路 登り

 2250 登山開始
 2400 花小屋 着

 2420 花小屋 発
 0135 太子館 着

 0155 太子館 発
 0310 富士山ホテル第一 着

 0325 富士山ホテル第一 発
 0430 9合目 着

  ご来光撮影

 0450 9合目 発
 0550 山頂 着


つづく



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富士山登山 2014年 #8 ご来光!

 『吉田口』は富士山の東側斜面を登るため、山頂まで登らなくてもご来光は見えます!
 東の空を見渡せる9合目の鳥居の近くの道ばたに座り込んだワタクシの眼前に広がっていた光景は…、



「すっげー、雲海だな!」

 雲の下に見えるはずの御殿場の街のお天気は曇りだったようですが、9合目ともなると雲の上の世界です!
 まだ雪の残る斜面を眺めてみたり、



 どこまでもつづく雲海を眺めていると、



 徐々に雲の奥が明るくなりはじめ、






「ご来光キターーーっ!」





 これを見るために頑張って登ってきたんです!
 時が経つのも忘れ、荘厳な光景に見とれながらシャッターを切り続けたのでした。
 







つづく



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富士山登山 2014年 #7 往路 5合目〜9合目

 『吉田口』の登山道には山小屋が林立しており、深夜となってもところどころで照明が点灯されていたおかげで登山道が暗闇に包まれるようなことはなく、ヘッドライトで足下を照らしていれば問題なく歩き続けることはできました。

 ただ…、基本的に足下しか見ないのでヘッドライトより首からぶら下げるタイプの照明の方が歩きやすそうだったかな…。

 そして、山小屋の前には休憩できるようなベンチが設置されており、自分の体調と相談しながらマイペースで登山することができます。









 ただし、7合目から8合目にかけてはかなり歩きづらい岩場の道となるので、足下を滑らせないよう十分に気をつけてください。



 こうして何度か休憩を挟みつつ一歩ずつ歩き続けていると、徐々に空が白みはじめてきました。




「ここは9合目ってところか…、できれば山頂まで上がりたかったけど、通行の迷惑にならない道ばたに座ってご来光を拝むとしますかね。」



 吉田口の登山道は富士山の東側にあるので、山頂でなくてもご来光を拝むことができるのも良いところです!

つづく 


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富士山登山 2014年 #6 登山開始!

 富士北麓駐車場をジャンボタクシーで出発し、真っ暗な道を走り続けること約45分。
 『吉田口』の登山口に到着!



 富士山保全協力者証という名の入場料(1,000円)を支払い、暗闇に包まれた登山道をヘッドライトの明かりを頼りに歩き始めたのであります!
 『吉田口』の登山道はかなり混雑しているとの噂を耳にしていたのですが、夜中はそれほど混雑していないのですね。
 ワタクシ以外に登山していたのは数人くらいだったので自分のペースで歩くことができましたw

 こうして、まずは六合目を目指してゆっくり一歩ずつ歩いていたら…、



 ポツ、ポツ、ポツ…。



「あ…、雨が降ってきた…だと?」



 山の天気は変わりやすいとはいえ、天気予報に雨の予報はなかったので想定外の事態です。

 幸い本降りになりそうな気配はなかったので雨具を着用せず歩きつづけたのですが、後から振り返ってみればここで雨具を着用しておくべきでした。
 初夏とはいえ深夜の標高2,000メートル付近は冷え込みます。
 そんな気温の中、濡れた身体で登山を続けたことによってかなりの体力を気づかぬうちに消耗させてしまった模様です…。

つづく 


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富士山登山 2014年 #5 富士北麓駐車場に到着 シャトルバスが来ない!?

2014年7月11日 金曜日

 仕事を早めに切り上げ、千葉の自宅からプリウスを走らせて向かった場所は『吉田口』へのシャトルバスが発着する『富士北麓駐車場』です。



 ご来光を撮影するため夜通し登山するには、22時に駐車場を発車するシャトルバスに乗車する必要があります。
 ワタクシが駐車場に到着したのは21時すぎだったのですが、



『………』
『あれ? なんかガラガラだぞ…イヤな予感がする…』

 駐車場の係員の人が言うには…、



『ごめんなさいねぇ。』
『今年から金曜日と土曜日は五合目行きのシャトルバスの最終便は18:30になったんですよ。』
『早朝に出発する便まで待ってもらうか、タクシーで行ってもらうことになりますけど良いですか?』

『まぢっすか! タクシーで行くと値段はどのくらいかかるんですか?』

『そうですねぇ…、13,000円くらいです…。』

『ちょ…ちょっと考えさせてください。』



 プリウスを駐車場の片隅に移動させ、



『どうしよう? 今から御殿場口に移動するか?』
『それともここから登山口まで歩くか…』



 と悩んでいると、コンコンコンと窓をノックする人が現れたのでした。



『今から9人乗りのジャンボタクシーを呼ぶんですが、もし良ければ一緒に乗っていきませんか?』
『料金は20,000円なので、集まった人数で割り勘することになりますが…』

『是非、お願いしますっ!!!』



 一も二もなく、その提案に乗らせていただきましたとさw

つづく



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富士山登山 2014年 #4 準備完了!

 2014年も7月となり、富士山が山開きしました。
 昨年はもっとも難易度が高い『御殿場口』から夜通し歩き続け、ぎりぎり山頂でご来光を拝むことに成功しましたが、今年は『ヤマノススメ』 第2期で描かれるであろう『吉田口』から登ってみました!

 『吉田口』は関東方面からのアクセスがよく、登山道に山小屋などの施設が集中しているため、最も混雑する人気ルートとなっています。

 しかし、人気ルートだからといって簡単に山頂まで行けるわけではなく、


 ・防寒具(夏でも山頂は冷え込みます)
 ・登山靴(スニーカーでも可)
 ・雨具(富士山は天候が変わりやすい)
 ・軍手
 ・タオル
 ・日焼け止め
 

 最低限この6つの道具は準備しておいた方がよいでしょう!

 ちなみに、今回ワタクシが準備したものはこんな感じです。



 ●衣類
 ・防寒具(スキーウェア)
 ・雨具(100円ショップで販売している上下セパレートタイプ)
 ・長袖シャツ(ヒートテック)
 ・登山靴
 ・軍手
 ・タオル

 ●登山道具
 ・ストック
 ・スパッツ
 ・ヘッドライト
 ・ランタン
 ・クッカー
 ・バーナー
 ・ピクニックシート
 ・帽子
 ・サングラス
 ・日焼け止め

 ●食料
 ・カロリーメイト 2個
 ・ゼリー食品 2個
 ・おにぎり 3つ
 ・チョコレート
 ・カップラーメン(詰め替えタイプ)
 ・ペットボトル 水 2リットル 1本、500ml 2本

 ●デジタル機器
 ・iPad mini
 ・ポータブル電源(mophie)
 ・デジタルカメラ(ソニー α7S&DSC-TX30)
 ・三脚 (ベルボン UT-43Q)
 


 これだけの道具をリュックサックに詰め込むと、肩に食い込んですごく痛かったんですよね… (ノД`)
 出発前に負担のない重さで荷造りできているかどうか確認しておくべきでした…。



 そして、これは結果論ですが…、


・ランタン
・クッカー
・バーナー
・三脚


 この4つは不要でした。あと、食料も半分くらいで良かったと思います…。
 富士山の場合、多少お値段は高くなるものの水や食料を山小屋で購入することができるので、足りなければ現地で購入すれば良いのではないでしょうか。

つづく


 富士山登山 2014年
 
  #01 準備 登山靴
  #03 準備 防寒対策
  #04 準備完了!
 



 ポチっと一押ししていただけるとウレシイです m(_ _)m

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