chawanのたわごと

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富士山 登山 2012年

富士山登山2012 御殿場口 #1 御殿場口を選んだ理由

2012年7月21日 
 梅雨が明けて間もない初夏の土曜日に富士山に登ってきました!

 昨年に引き続き今年も『御殿場口』からの登山であります。

 御殿場口からの登山は歩行距離が約17kmあり、須走口の約12kmと比較して約1.5倍あるために人気がありません。
 そんな人気のない登山口をなぜ選んだのかと言うと…、



 『御殿場口』だけマイカー規制がかかっていないからです!



 我々の登山計画は日帰りマイカープランなので、前日の夜のうちに登山口まで移動し、高山病対策もかねて標高1500メートル付近で仮眠して体を慣らそうとしています。
 
 須走口でもふもとの駐車場から登山口までシャトルバスが運行されているらしいので、似たようなことはできるのですが…、



 なんとなく公共交通機関によって、時間的制限が加えられるのは好きじゃないのです…。



 また、須走口からだと登山客が多く、下山してくる人とすれ違ったり、登るペースが遅い人がいたりして、自分のペースで登山することが難しくなります。
 御殿場口は基本的に…、

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 ガラガラですw


 
 自分のペースで登り、休みたいところで休めるのが良いところです!
 ただし、他の登山口と比較して山小屋が少ないので、飲み物や食料などを購入する場所が少ないのであらかじめ準備しておく必要があるので気をつけてください!

つづく

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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富士山登山2012 御殿場口 #2 準備編

 2008〜2012年にかけて年に一度ずつ計5回ほど富士山に登頂した経験から、登山に準備した方が良いモノをご紹介させていただきます。


●必ず準備した方が良いもの
 雨具(レインスーツ&ズボン ※傘は片手がふさがるためNG)
 防寒具(頂上は麓と比較して気温が低いため)
 靴(トレッキングシューズでも問題なし)
 水
 軽食

●あった方が良いモノ
 スパッツ
 ヘッドライト
 ストック
 帽子
 日焼け止め


 ワタクシは5回目なので、ここに挙げたものはすべて用意しました。
 まぁ、用意していても…、



 持って行くのを忘れてしまっては意味がないんですけどね… orz



 今年はスパッツとヘッドライトを忘れてしましいました。
 まぁ、ヘッドライトは使用する可能性が低いと思っていたから問題ありませんでしたけどねw

 下山時の砂走りのためにスパッツは必要だとおもっていたのですが…、



 レインズボン(100円ショップで購入)をはいていたら、以外と靴の中に砂が入らずに助かりました!



 ちなみに、ストックについては地元のホームセンターで約2000円で販売されていたものを購入したのですが…、



 長さ調整がうまくできずに苦労しました (ノД`)



 登山時は短めに、下山時は長めにすると、体への負担が少なくなるのでストックは準備しておくことをオススメします!

 そして、スパッツもそれほど高価なものではないので、準備しておいた方が良いと思います!


つづく

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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富士山登山2012 御殿場口 #3 登山 御殿場口駐車場→山頂

 例年は5時過ぎに起床して登山口でご来光を拝んでいたのですが、今年は天候が悪く断念せざるを得ませんでした。
 このため、今年は6時に起床して、7時に登山を開始しました。


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 この地図では標高 約2000メートルの場所にある次郎坊まで約80分かかるとなっていますが…、



 実際のところ、我々は約1時間で次郎坊まで登ることに成功しました!
 
 

 しかし、御殿場口ではここまで登ったところでようやく他の登山口と同じくらいの高さなのです。
 先はまだまだ長いのですよ…。

 昨年、なんの予備知識もなく御殿場口から登ったときは、このあたりの距離感がつかめず…、



「えっ、まだ6合目ぢゃないの!?」



 とウンザリした気分になったものです。
 今年はそのあたりの感覚がわかっているだけ、精神的な疲労が少ないってもんですw

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 こうしてマイペースで一歩ずつ、登り続けること…、



 約7時間



 ついに御殿場口の頂上に到達することができたのでした!

 ちなみに、山頂までの時間配分はこんな感じです。

0700 駐車場 出発

0800 次郎坊 到着
0815 次郎坊 出発

0900 道ばたで休憩
0920 出発

1040 6合目付近 到着
1100 出発

1145 7合目 到着
1205 出発

1240 7.9合目 到着
1255 出発

1400 御殿場口 山頂 到着

つづく

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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富士山登山2012 御殿場口 #4 お鉢周り

DSC04682

 実は、ワタクシどうやら高山病にかかりやすい体質な模様です。
 というのも…、



 山頂にまともな体調で到達できた試しがないのです…。



 今年は、『息を吐くこと』をかなり意識しながら登ったのですが…、



 山頂に到達した時には軽く頭痛を感じてしまうような状態でした orz
 まぁ、それでも過去5回の中ではもっとも軽い症状だったので、お鉢周りは敢行しましたよ!

 御殿場口の山頂から反時計回りでお鉢周りを始め、須走口山頂にある土産物屋でお土産を購入したり、神社でおみくじをひいたりしながら、日本でもっとも高い場所である剣が峰に到着!

DSC04684

 ここで、ワタクシと一緒にのぼったハムスター師匠は「ジェフ千葉」の必勝祈願をしていましたw

 そして、この辺りから頭痛がひどくなり始めてしまったので、事態が深刻化する前に下山を開始したのであります。



 あっ、そうそう、御殿場口の山頂で目撃したのですが…、


DSC04675

 ペットの鷹をつれて登頂した人がいたのです!
 


 飼い主の方にどんな種類の鷹なのか聞いてみたのですが…、



 外国の鷹らしく、まったく聞き覚えのない名前だったので覚えられませんでしたw



 片手に鷹をとまらせながら登頂したみたいですよ。

つづく

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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富士山登山2012 御殿場口 #5 下山 御殿場口山頂→駐車場

 お鉢周りで剣が峰に到着したあたりから頭痛がひどくなり、体調の悪化を感じてしまったので、急いで御殿場口へ戻り下山を開始したのであります。

 経験的に…、



 高山病は下山しなければ治りません。



 体調が回復するのを待つより、無理して動いて少しでも高度の低い場所へ移動した方が良いと思います。

 というわけで頭痛を我慢しながら下山を開始したのですが…、



 7合目に到達しても、依然 なんだか体調はイマイチです…。



 しかし、ここは頑張りどころです!
 気力を振り絞って歩き続け…、



 下山を始めてから約3時間後に駐車場まで到着することができたのであります!



 そして…、



 気力が限界に達したワタクシは、崩れ落ちるかのように倒れこんでしまったのでした…



 ちなみに、下山はこんな時間配分で降りました。


1600 下山開始

1645 7.9合目 到着
1650 出発

1710 7.5合目 到着
1720 出発

1900 駐車場着


つづく
 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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富士山登山2012 御殿場口 #6 体調不良

 駐車場にたどり着いたと同時に倒れ込んだワタクシでありますが、その原因は…、



 おそらく体が冷えきってしまったためであると思います。



 実は、この日は曇りときどき雨といった天気で、小雨が降りしきる中での登山だったのです。
 早めにレインコートとレインズボンを着込んで体が濡れないように気をつけていたのですが…、



 下山して駐車場にたどり着いた頃には、ずぶ濡れだったのでした…。



 きっとその影響で体が冷えて、体調に異常を来してしまったんだと思います。
 通常であれば、登山した土曜日に風邪をひいてしまったとしても、日曜日にゆっくり休んで体調を回復させることができれば、月曜日からの日常業務に差し支えるようなことはありません。

 駄菓子菓子…、



 ワタクシには日曜日にやらねばならぬことがあったのです!
 体調なんか崩している場合じゃないのであります!



 しかし、一度崩してしまった体調はそう簡単には治りません。
 下山した時には頭痛がする程度ですんでいたのですが、御殿場口の駐車場を出発する頃には…、



 頭痛に加えて、吐き気まで催すような状態だったのです…。



 満身創痍であります (ノД`)
 意識が朦朧とする中、車に揺られること約20分。
 到着したのは…、



 御胎内温泉であります



 当初の計画通り、登山でドロドロに汚れ汗まみれとなった体を洗い流すために立ち寄ったのでした。
 しかし、依然ワタクシの体調は最悪で、立ち上がるのがやっとの状態です。
 ハムスター師匠たちがゆっくりと温泉につかっている間、車で横になって休息をとるという選択も考えましたが、ここは温泉、冷え切った体を温めるには最適の場所です…。

 悩むこと30秒…。



「ここはギャンブルだ!身体を暖めたら体調はきっと良くなるはず!」

 

 結果は…、



 ビンゴ!!!
 


 なんとか体調を回復させることができ、日曜日の予定も完遂させることができましたとさw
 まぁ、なんだ…、



 温泉の力は借りましたが、要は気合いですよw 気合いw



おしまい

 ※2008年から毎年1回のペースで富士山に登った記事をまとめました。
 


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